この記事では、
交通事故にあってしまった際に相手が
無保険だった場合の際の最悪の事態と対処方法
について紹介していきます。
無保険車との事故など、普段考える機会も余り無いと思います。
ところが、あなたの想像以上に無保険車両は沢山走っており、意外に身近なものなんです。
そんな無保険車両との事故にあってしまった場合に大事なのはプロへの相談です。
また、予防策として自分の保険をしっかり充実させておくこと、補償内容について確認しておくことが重要となります。
いざと言うときに相手に逃げられ、被害者なのに補償もしてもらえない。
治療費、修理代などを自分で負担しなくてはいけない。
なんて事にならないようにしっかり備えましょう。
無保険での事故にも種類が?
「無保険」と一言で言っても2種類の無保険があります。
- 任意保険に入っていない。
- 任意保険、自賠責保険共に入っていない。
詳細はこちらの記事に書きました。
![無保険事故にも2つある、2台の車](https://maru-money.com/wp-content/uploads/2019/06/無保険事故にも2つある、2台の車-320x180.jpg)
自賠責保険まで未加入となると目も当てられません。。。。
相手が無保険の事故の場合、全く賠償されないことも
![【挿絵】無保険の相手との事故では補償が何もない場合も](https://maru-money.com/wp-content/uploads/2019/08/【挿絵】無保険の相手との事故では補償が何もない場合も.jpg)
相手が無保険の車と事故してしまった場合、全く保障されない可能性も。
お金が無いなどの言い訳をしたり、連絡が付かなくなってしまったりした場合。
強制力がない限り逃げられてしまう可能性も充分に有ります。
そんな事は絶対に避けたいですし、させてはいけないことですよね。
私も無保険での事故の経験があり、加害者側になってしまいました。
本当に逃げたい気持ちは良く分かります。
私の場合は逃げることが出来ずに、しっかり賠償しています。
総額で2,000万ほどになりますが、10年以上辛い返済を続けています。
無保険での事故で相手が払わないという暴挙を防ぐための手段とは
![【挿絵】無保険、相手の払わないという暴挙](https://maru-money.com/wp-content/uploads/2019/08/【挿絵】無保険、相手の払わないという暴挙.jpg)
無保険での事故の相手が払わないで逃げるのを防ぐためには。
もう法的に強制力を持ち、逃げられないようにするしかありません。
そのために必要なのはやはり少しでも早く専門家に相談すること。
私の無保険事故は学生時代。親が保証人になったため、法的に実家を担保に取られました。
結果、賠償から逃げ出して親の家を取りあげられるということが出来ず、賠償をしっかりしています。
月の返済は2019年8月現在は20万強のため、家賃などとあわせると本当に大変な返済です。
それでも法的に実家を担保に取られているため、逃げられません。
法的に逃げられなくするというのは本当に大事ですよ。
弁護士に出来る限り早く相談する
事故の相手が無保険の場合、出来る限り早く弁護士に相談することが肝心です。
いつ逃げられてしまうか分かりません。
その前に弁護士に相談をし、出来る限りの手を打つようにしてしまいましょう。
法的な手段を使う
弁護士に相談をし、示談の交渉を進めることになり、示談交渉が成立。
支払うという約束を取り付けることになるのですが、支払いに応じなかった。
そもそも示談交渉が決裂してしまった場合。
裁判(訴訟)を行うことになるでしょう。
60万以下の請求金額であれば「小額訴訟」
これは簡単に訴訟手続きが出来て、すばやく判決が得られるものです。
60万を越えるものになると通常の「訴訟」となります。
こちらは手続きも専門的になり、費用や時間がかかってしまいます。
ですが、しっかりと賠償を受けるためには必要な手続き。
無保険の相手との事故ではこちらも一応視野に入れて弁護士に相談するような行動をしましょう。
従わない場合「差し押さえ」も
- 示談の交渉が成立しても払わない。
- 判決が下っても払わない。
そんな人も少なくありません。
そんなときには財産を差し押さえられる「強制執行」と言う制度もあります。
法の力で強制的に、財産を取り上げてしまう手段ですね。
ただし、自己破産などで逃げられてしまった場合には取れなくなってしまうことも。
最悪の展開ですが、救いの手も有ります。微力ですが、、、
国の保障事業もある
事故の相手が無保険で、資力もない。
自賠責保険にも入っておらず全く補償がもらえない。
そんな場合には自賠責保険と同じだけの金額を国が保障してくれます。
「政府保障事業」と言う制度ですね。
実際の事故では自賠責の補償範囲を軽く超えてきます。
私の場合も、相手は両足骨折。ケガの痕が残り後遺症認定を受け、賠償金額は2000万となりました。
相手が死亡したわけでもないのにそこまで膨らむんです。
自賠責は入っていたので、自賠責の保障を当てましたが、「焼け石に水」ですね。
では、他に守る方法は無いのかと言うと、もう自衛するしかありません。
自分の保険で無保険の相手の場合もフォローしてもらう。
自分の保険で無賠償を防ぐ
![【挿絵】自分で自分を守れるようにする事は大事](https://maru-money.com/wp-content/uploads/2019/08/【挿絵】自分で自分を守れるようにする事は大事.jpg)
事故の相手が無保険でさらに資力も無く補償もしてもらえないような場合。
ありえない話ではありません。
専門家の弁護士の人などに話を聞くと、結構多い事態らしいです。
そんな事態にも自分の保険で備えることが出来るんです。
保険や特約と色々あってかなり難しい保険ですが、下記の記事で無保険事故対策になる保険を紹介します。
事故の時、自分自身を守る人身傷害保険無保険。無保険事故からも守る。
無保険事故の強い味方。「無保険車傷害保険」をご存知ですか?自動で付帯の場合も。
家族、友達を無保険事故でも、補償でき、守れる頼もしい見方。「搭乗者傷害保険」
本来であれば相手に保障してもらうのが当然です。
ですが実際はそうはいかない場合も。
保険に入らず運転してる人が多いのも事実。
任意保険、共済と合わせても、10台に2台は無保険で車が走っているのが現状。
そんな最悪の場合も考えてしっかり自分の身は自分で守りましょう。
- 自分にあった保険選びに最適
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![【タイトル】保険の比較、無保険だけはNG車](https://maru-money.com/wp-content/uploads/2019/05/【タイトル】保険の比較、無保険だけはNG車-320x180.jpg)
まとめ
事故の相手が無保険だった。
最悪の状況ですね。
事故でさえも最悪なのに、重ねて相手が無保険。
想像もしたくない状況ですが、実際に大いにありえることです。
そんなときにもしっかり保障してもらうために。
まずは弁護士などの専門家に相談すること。
- プロが法律の専門家を無料で紹介してくれる「相談さぽーと」。
- 専門家への厳しいチェック体制もあり安心。
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そして、自分の身は自分で守れるように。
私の経験談からも、死亡事故でなくても2000万の賠償なんて事に簡単になりますよ。
しっかり自分の保険で最悪の「無賠償」と言う状況を避けられるように。
保険の関連記事も下記に際と載せておきますので、ちゃんと備えておきましょう。