この記事では、
- 無保険事故を起こしてしまった際の対応の仕方
- 逃げ得にさせない方法
上記についてご紹介します。
交通事故は誰にでも、意外に身近なもの。
ですが、実際に事故を起こした際の情報などはあまり無いのが実情。
ましてや無保険車両との事故なんてどうしたらいいものか。
本記事では無保険事故によって、借金3,000万を背負い人生を狂わせてしまった経験から。
相手に逃げ得にさせないために弁護士に相談するには。
弁護士を選ぶにはどうするのか?注意点とあわせて紹介していきます。
いざと言うときに慌てずに、冷静に対処し、出来る限り被害を小さく出来るように。
本当に怖い無保険事故。そんな時に絶対やるべきこと
無保険事故は本当に怖いものです。
ですが、世の中の10台に1台は無保険であるという統計があります。
無保険車両との事故は本当に人事ではありません。
ではそんな無保険車両と事故を起こしてしまった場合、賠償請求はどうするのか?
何はともあれ、弁護士に相談しに行きましょう。
交通事故が起きてしまった場合は必ず賠償責任と言うものが発生します。
「相手に全責任があり、あなたは全く悪くない。」
と言うような10:0の事故なんていうのは数少ない。
そのため、被害者、加害者と言う立場になろうとも、過失割合によって賠償する責任が発生します。
そこで相手が無保険だった場合は、相手個人と交渉しなくてはなりません。
あなたが任意保険に入っており、交渉をするのが保険会社と言う場合が多いでしょう。
その場合、保険会社が相手と交渉をすることになります。
しかし、相手は個人であるため、最初は話し合いが出来るかもしれませんが、時間が経つと連絡の付かなくなることも。
人間、嫌なことからは出来る限り逃げたいというのが本音ですよね。
私も無保険事故の経験があり、すごく交渉は嫌でした。
逃げたい気持ちはすごくありました。
それが人間と言うものですからね。
相手はなかなかやり手で、法的に逃げられないように囲い込まれました。
そういった法的な手段で逃げられないようにするのはかなり大事なんです。
逃げられてしまう可能性はかなり高い
保険会社が交渉したとしても。
あなた自身が相手と個人同士で交渉したとしても。
法的な拘束力が無ければ逃げられてしまう可能性は高いです。
基本的には交渉中も拘束力というのはないので、個人の責任感の問題になります。
言ってしまえば、交渉するのもしないのも自由。
常識と言う話の上では加害者が被害者に「賠償をするべき。」
ですが、「常識」と言う考え方だけの話なので、賠償しようがしまいが、罰則などの強制力は全くありません。
大分乱暴な言い方かもしれませんが。
そこで、早めに弁護士に依頼して、強制力を持たせられるような手段を持たせましょう。
私の経験では交渉の初期の段階で、親と連盟で「念書」に署名、捺印してしまったため、逃げられなくなりました。
こんなインターネットが発達している今の時代。
「無保険事故の加害者は逃げ得」なんていう情報はいくらでも探すことが出来ます。
ですので、一刻も早く法的に逃げられなくするためにも、プロに依頼しましょう。
弁護士へのお金がかかるからと、ちゅうちょしていたらもっと大きな損をすることになりかねません。
そもそも普通に生活して賠償するというのは厳しい
加害者の人が逃げる理由としては、あなたへの賠償が難しいという理由です。
冷静に考えても、普通に生活していて、人にお金を渡せるほど余裕を持って暮らしている人も少ないでしょう。
ただし、賠償と言う責任があるのは事実です。
その責任を感じて、責任を果たそうと最初のうちは払ってくれるかもしれません。
ところが時間が経つにつれて、加害者側も大変になってくる。
罪の意識から来る責任についても、だんだんと薄れてくるのが現実。
一般的な話ですが、離婚して養育費を支払うと約束したのに、支払われない。
と言うことも非常に多い。
未払い率は8割にもなるとも言われています。
自分の子供を養うための養育費なのに。
そんな養育費すら未払い8割と言う状況なのに、赤の他人への事故の賠償をきっちりし続ける人がどれだけいるでしょうか?
相当余裕のある加害者であれば賠償もするかもしれませんが。。。。
\安心のプロによる弁護士選び/
※失敗を避けるためにもプロに相談
自分の身は自分で守る
結局は自分の身は自分で守るしかない。
相手が無保険で、賠償から逃げてしまう可能性も充分ある。
その可能性もしっかり考慮に入れて保険を組み立てなければいけません。
そして、無保険相手と事故になってしまったときには逃がさないようにするために。
自分の保険会社が交渉していたとしても、保険会社にも強制力はありません。
連絡が付かなくなってしまったら、どうすることも出来ません。
そのためにもすぐに弁護士に相談して打てる手を打つ。
逃げられてしまってからでは、あなたのケガも、車などの物損も全て自分で修理するハメになる可能性も。。。。
そうならないためにもやはり弁護士への相談は絶対です。
保険の中には事故の際に、弁護士に相談する費用を見てくれる、「弁護士特約」と言うのもあります。
そちらに加入しておけば、費用を考え二の足を踏むようなこともなくなります。
詳細はこちらの記事で「無保険事故で加害者の逃げ得、無保証を裂ける。賠償中の加害者の見解。」
弁護士に依頼しろといわれても
- 弁護士に依頼しろといわれても、普段弁護士と関わる機会なんて無い。
- どうやって選んだらいいのか分からない。
その通りだと思います。
私も無保険事故の際、弁護士依頼しましたが、どうやって選んだらいいのか全く分からす。。。
結果、知り合いの知り合いのような弁護士に依頼をしてしまいました。
結果的にはそれが大間違い。
弁護士にも強い分野、苦手な分野があります。
私の頼んでしまったのは遺産相続専門のような弁護士でした。
交通事故案件なんて、全くの畑違い。
相手はかなりの交通事故でも有名な弁護士。
結果的には物凄くいいようにやられてしまいました。
後から考えたら、「そんな仕事受けるなよ」と思いますが、その弁護士も儲かっていなかったんでしょうね。
「良いカモがネギ背負って来たわ」
くらいにしか思っていなかったのかも。。。。
そんな事も起こりえます。
実際に私には起きましたから。
ですので、弁護士選びも慎重に選びましょう。
オススメはプロの案内人
結局、弁護士を選ぶのも、「モチはモチ屋」へ。
焦ってしまい、知り合いの紹介などで決めてしまうのはお勧めできません。
私もそれで失敗しました。
出来るだけ、プロから紹介してもらいましょう。
まとめ
交通事故を起こしてしまった。
そんな時に相手が無保険だった場合。
迷わず弁護士に相談しましょう。
あなたは保険に入っていて、交渉も保険会社が進めるとしても、相談はしましょう。
無保険の人が連絡付かなくなってしまったら保険会社もどうしようもありません。
そして、保険の種類、特約によっては無保険車両が相手の事故でも補償してくれるもの、弁護士費用を見てくれるものもあります。
無保険の相手に対して法的に強制力を持たせなければ簡単に逃げられてしまいます。
無保険車両に逃げ得にさせないためにも。
じぶんの身は自分で守れるようにするためにも。
保険と弁護士への相談は一刻も早く準備しましょう。
保険に関する見直し記事はこちら
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