この記事では、無保険の事故で加害者が逃げないようにさせる対応について紹介します。
- 無保険車両と事故を起こしてしまったら。
- どのように対応したら良いのかわからない。
- 逃げられないようにするにはどうするか?
めったに起こることではありませんので対応方法など悩んでしまいますよね。
無保険事故を経験し、10年近く賠償をしてきた経験から、逃げ得にさせないために。
そんな最悪の事態に備えるための保険の整え方を紹介していきます。
『無保険での事故。加害者の無補償』という問題
交通事故は誰しもが起こしたくないもの。
それでも起こってしまうのが交通事故。
- 死傷者が出てしまうような大きな人身の交通事故。
- 車同士がちょっと当たってしまったような小さな事故
大小の差はあれども、お互いに保険に入っていれば、その後の補償などはなんとかなるでしょう。
ここで問題なのは、、、、
相手が無保険だった場合。。。。
私も無保険で事故を起こしてしまったおかげで、人生一気に狂いました。
加害者側の経験者です。。。
意外に身近な無保険車両
あまり知らない人も多い無保険車両の数。
10台に1台は無保険車両
保険の加入率は、87.8%という統計があります。
(損害保険料率算出機構「自動車保険の概況 2017年度版(2018年4月発行)」より)
※自動車保険(CMなどで見るような株式会社がやっている保険)と
自動車共済と言われる非営利で運営されているものを合わせた数字
車を運転していたら、10台位はすぐにすれ違いませんか?
相当身近に無保険車両というのはあるものなんです。
絶対避けたい交通事故。万が一相手が無保険車両だったら。
上記のように意外に身近すぎる無保険車両。
もしそんな10台に1台の無保険車両と事故を起こしてしまったら、どうしたらいいのでしょうか?
基本的に交渉は保険会社
事故を起こしてしまい、賠償などの示談については通常、保険会社同士が話し合います。
そして、事故の過失割合とお互いの被害額によって賠償額が決まり、支払いが行われます。
相手が無保険であれば、保険会社と事故相手とで話し合いが行われます。
保険会社同士の話し合いであれば、お互いプロ同士、上手い落とし所を見つけてスムーズに話し合いが行われるでしょう。
ただ、無保険車両の場合は個人と保険会社の話し合いになるため、相手にごねられてしまえば、なかなか話し合いが終わらない場合も。
問題は無保険での事故の話し合い後の加害者の支払い
無保険の事故で加害者側がゴネタとしても、ありがたいことに保険会社が交渉をしてくれます。
あなたにとっての実害というのはそれほどないのかもしれません。
ただし、ここで問題が。
話し合いの段階では連絡もついて、賠償額が決まった。
いざ支払いの段階になった際、急に連絡が取れなくなった。
最初は支払っていたのに途中から連絡が取れなくなってしまい支払いが止まった。
残念ながら、そういったことは非常に多い。
保険会社としても、あなたとしても話し合いで決めたものなので、強制力がないんです。
無保険車両の側の逃げ得になってしまうことも。。。。
無保険での事故の加害者に無賠償(逃げる)をさせないために。
加害者が無保険での事故で無賠償なんていう最悪の事態。
それをさせないようにするにはどうするのか?
専門家に相談し、全力でプロの力を借りることです。
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- 無保険車両が意外に多い。
- 無保険車両と事故を起こしてしまった。
- 賠償の強制力がないため、逃げ得になってしまうこともある。
そんな話をしてきましたが、正直、逃げたくなる気持ちもわかります。
無保険事故を起こしてしまい、3,000万の賠償をしてきた筆者です。
賠償の支払いというのは人によるとは思いますが、非常にツライ。
私の場合は毎月約20万円の支払い。
給料はほとんど持っていかれる状態で10年近く。
「無保険だったお前が悪い」と言われればそれまでですが。。。
本当に何度も逃げたくなりました。
逃げることができなかったから、ひたすら支払い続けているんです。
ただし、ここでなぜ逃げなかったかというのが、無保険車両相手の事故では大事な部分。
法的に担保を抑えられていたため、
逃げることが出来なかった。
これすごく重要です。
私は事故相手と裁判沙汰になり、弁護士を入れての話し合いになりました。
そこで、
実家の家と土地を担保にして賠償していく。
ということで法的に正式な手続きをし、示談ということに。
つまり、逃げたら実家が取られてしまう。
築年数も相当経っており、片田舎の土地なんて金額にしたら二束三文。
事故の賠償ということでは、足りないのかもしれません。
ですが、事故を起こした私は、私の責任で親を家無しにするわけにはいきません。
こういう状況にあったため、逃げることができずに支払いを続けました。
- 無保険車両の相手に逃げ得にさせない。
- しっかり賠償してもらう。
そのためには法的に担保を抑えるのをオススメします。
事故にあい相手が無保険であれば、一刻でも早く弁護士に
事故にあってしまい、相手がもし無保険であった場合。
一刻も早く弁護士などの専門家へ相談しましょう。
時間が経てば経つほど、加害者と連絡が取れなくなる可能性は高くなる。
私も最初は払う気があり何とかなると思っていたが、時間が経つとやはり辛い思いを沢山するようになるため、何かの強制力が無ければ逃げたいと思うのも無理は無い。
だから、とにかく早く弁護士に依頼して、法的に逃げられないようにする。
これはかなり重要なこと。
上記にも書きましたが、私も実家が担保に取られていたから逃げずに払い続けられたが、そうでなければ逃げることも真剣に考えました。
任意保険の特約などで、弁護士特約など便利なものもあります。
こういった特約を付けることで、いざというときにすぐに動くこともできます。
弁護士を頼むというのはなかなか金銭面でも二の足を踏みやすいもの。
そのための保険ですよね。
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さらに、自分の身は自分でしっかり守れるように。
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まとめ
無保険車両との事故で、逃げ得にさせないために。
筆者の無保険事故の経験と、逃げることができなかった経験からオススメできる対策について書きました。
交通事故なんてできることなら無関係でありたい。
でも起こってしまったものは仕方がない。
そして、無保険車両も10台に1台と意外に多い。
あなたも車を運転するのであれば、無関係ではいられない問題です。
もし起こってしまったらすぐに弁護士に相談しましょう。
そして、それができるように、自動車保険の特約などですぐに動けるように。
費用で二の足を踏まないようにしっかり備えておきましょう。
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