この記事では、保険における等級(正式にはノンフリート等級)について。
保険を決める際に、等級という話をよく聞くかと思いますが、
- 一体何なのか?
- どのように上がったり下がったりするのか?
- どのように保険に効いてくるのか?
なんとなくは知っていても、聞かれて答えられるかというと、よくわかりませんよね。
今回の記事を読むことで、
- 保険料を安く抑えるために。
- 事故との関係。
- 保険引っ越しの際の注意点。
等級について知ることができます。

自動車保険における等級とは何か?
自動車保険について検討していると、等級と言うことを聞きますよね。
- 果たしてこの等級とは何なのか?
- どうなったら有利なのか?
- どうしたら下がり、どうしたら上がるのか?
- まずは等級とは何なのか?
と言うことについて
等級とは何を表していて、何に使うのか?
等級と言うのは、事故を起こしやすいかどうかを数字で表したもの。
事故に対する信頼の数値化ですね。
事故を起こさない信頼が上がっていくということですね。
そして、保険に加入してから事故を起こしても、保険を使わなければ等級は上がっていきます。
もちろん事故を起こさないお客さんの方が上客と言うことなので、保険料も優遇されます。
等級が上がると割引率が上がるというのもそういうこと。
保険料の算出の基準としてこの等級と言うのは使われます。
ちなみに最初の等級は?
初めて保険を契約する場合は6等級または7等級からスタート。

等級の上がり下がりはどのように?
等級はどうしたら上下するのかと言うところですが、上記でも少し出ましたが。
保険を使わなければ、上がり、使えば下がる。
単純な話ですが。
- 保険を使わずに1年経てば1等級上がります。
- 保険を使うと通常は3等級下がります。
保険を使い等級が下がる事故の、種類によっては1等級だけ下がるということもあります。
それについてはそれぞれの保険会社の基準をしっかり確認してください。
また、等級が下がると割引率も下がり、保険料が上がります。
このため、事故をした際にも、自分で修理したほうが得になるようであれば自分で直したほうが良いかもしれません。
その辺りは、事故をしてしまった際に保険会社もアドバイスをくれるので、相談してみましょう。
まぁ、何よりも事故を起こさないのが一番ですが。
等級の使い方。会社をまたいで保険を見直しても使えます。
この等級と言うのは、自動車保険会社共通の指標となっているため、保険を乗り換える際にも、引き継ぐことが出来ます。
保険を乗り換えるからまた、6等級からという話であれば、被保険者の私達としては切なすぎますね。
保険の見直しの際にもちゃんと現在の等級を聞かれます。
下記は一括見積もりをした際の等級入力画面

ただし、一つ注意点。
保険を乗り換えたいということで、自動車保険の会社を乗り換えるのであればいいのですが、
自動車保険 ⇔ 自動車共済
と言う乗り換えの場合は、等級が引き継げなくなる可能性もあります。
ここは注意してください。
乗り換えたい場合には、保険会社や、共済の団体に確認をしてからにしましょう。
等級が引き継げず、値上がりしてしまったなんてことにならないように。
等級が下がったらいくら値上がりするの?
実際に事故を起こして、等級が下がってしまった場合、いくらくらい値上がりするのか?
その人の等級や、事故の種類(等級の下がり方)によっても変わってきます。
私の場合でシミュレーション
等級:12等級
事故:3等級ダウン
年間保険料:4万
上記で試算すると、2万円ほど保険料が値上がりします。
月払いで約2,000円上がってしまいますね。
無事故であれば、年を追うごとに等級が上がり、保険料は年々安くなっていきます。
単純に次の年の保険料だけを見れば良いわけではないんですね。
事故はないのが一番ですが、もし事故を起こしてしまい、保険を使うようなことになる場合。
こういったこともしっかりチェックして、出来る限り固定費は下げられるようにしましょうね。

まとめ
自動車保険に付き物の等級について書いてきました。
等級とはどれだけ事故をしないのかを指標で表したもの。
この指標を元に、保険の割引率が変わってきます。
自動車保険では、この等級と合わせて、車の安全性、免許証の色(緑、青、金)によっても割引率が変わってきます。
毎月支払うことになる保険料。
少しでも安くして、家計における固定費を下げたいものですね。
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