この記事では、無保険で事故を起こしてしまい加害者となってしまった場合の対応方法について紹介します。
無保険で事故を起こしてしまい加害者側であれば、個人で賠償するしかありません。
そして、加害者だからと言って言われるがままに余計に賠償をする必要もありません。
ただ、無保険での事故なんていうのは珍しいので、中々情報が無いのも現実。
そんなときに頼れるのが専門家になります。
弁護士の先生などですね。
早い段階から専門の人に相談し、出来る限り穏便にスムーズに解決できるように進めていきましょう。
無保険で事故を起こしてしまったら。
![【挿絵】無保険で事故を起こしてしまった場合の対処方法](https://maru-money.com/wp-content/uploads/2019/09/【挿絵】無保険で事故を起こしてしまった場合の対処方法.jpg)
無保険で事故を起こしてしまった場合。
まず、その現場ではけが人の手当て、警察への通報など、運転者としての義務を果たさなければなりません。
そしてまだその時点では厳密に言えば、加害者被害者は決まってはいないんです。
ここからが要注意のところです。
加害者、被害者はいつ決まるのか?
事故の加害者被害者が決まるのは過失割合が決まったときに決まります。
通常は保険会社同士での話し合い。
ところが無保険の場合は厳しい現実が。
相手の保険会社と話し合うことになります。
保険会社はプロ。
過失割合によって自分の持ち出しの金額が変わってくるため、保険会社に有利な話の進め方をすることも。
そんな厳しい話し合いをしなければならなくなりますが、一度示談を成立させてしまうと覆すのは難しくなります。
人身事故の場合は裁判での決定に。結果も要注意
人に怪我をさせてしまったりしてしまった場合、略式裁判での判決となります。
その判決は、結果のみを伝えられます。
その結果ついても、裁判所から言われたからといってただ鵜呑みにしないでください。
もし不明な点があればしっかり究明するように。
加害者だったとしても、しっかりとあなたが納得できないものを受け付けてはいけません。
その後の相手方との示談交渉で不利になることが大いにあります。
私も無保険事故の加害者側の経験者です。
賠償金2000万を10年以上かけて支払っています。
お互いに無保険同士の事故だったため、弁護士を入れて裁判での話し合いとなりました。
その時に簡易裁判で受けた判決に20歳の私は訳も分からず了承し、違反金を支払ってしまいました。
その後の示談の話し合いでは、違反金を支払ったことに焦点を当てられました。
「支払ったということは罪を認めたということ。」
相手のスピードの出しすぎなどに対する反論も弱くなり、
これを基準に過失割合が決められてしまいました。
結果的に納得がいかないまま賠償額は大きく膨らみ、10年以上返済に苦しんでいます。
過失割合が決まり、賠償の金額が決まる。
![【挿絵】加害者、被害者が過失割合により決まる。その後賠償金額が。](https://maru-money.com/wp-content/uploads/2019/09/【挿絵】加害者、被害者が過失割合により決まる。その後賠償金額が。.jpg)
警察の実況見分や略式裁判の結果を元に過失割合が決まります。
また、怪我の状況や度合い、車両の破損の状態によって、賠償金額が決まります。
無保険の事故での支払いの額は中々決まらない。
無保険の事故での支払額を決める示談の話し合い。
無保険の人は、自分の主張を通そうとするでしょう。
さもなければ、賠償金額はただひたすらに積みあがっていってしまいます。
結局長い間、話し合いが続く事になるでしょう。
そして、結果的にプロとの交渉に勝てるはずも無く。。。
私が無保険事故の交渉をしたときは5年とちょっとかかりました。
お互いに主張を譲らず、平行線のまま。
相手が先に弁護士を入れて、こちらも慌てて弁護士を入れて裁判になったんですが。
結果的に相手の弁護士の言いように話を持っていかれました。
亡くなった人がいたわけでもない事故なのに、2000万円の賠償。
早い段階から弁護士を入れることを視野に入れ動いていればそこまで賠償金も膨らまなかったと弁護士にも言われました。
後悔しても仕方ないですが、経験をシェアして少しでもこのブログを読んでくれている人の力になれたらと思ってます。
遅かれ早かれ専門家に依頼するのがベスト
![【挿絵】出来る限り早く専門家(弁護士)へ相談。時間が経っていてもやっぱり相談必須。](https://maru-money.com/wp-content/uploads/2019/09/【挿絵】出来る限り早く専門家(弁護士)へ相談。時間が経っていてもやっぱり相談必須。.jpg)
私の経験から無保険の事故であれば一刻も早く弁護士に相談することをオススメします。
後手に回っていいことは有りませんし、主導権を握られてしまったら後では依頼した弁護士も非常にやりにくくなる。
加害者である以上、責任として賠償するものはしなければなりませんが、必要以上にすることはありません。
そして、過失割合など納得できない状態であれば、賠償するのもすっきり賠償できません。
私は納得ができないままの部分があり、賠償が始まり、非常に苦労をしました。
賠償するというのはとても大変なこと。
しっかり弁護士と協力し合って納得できるようにして示談を進めましょう。
弁護士選びも非常に重要です。
こちらの記事を参考にしてもらって、ちゃんとした専門家に依頼しましょう。
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まとめ
無保険であれば車を絶対に運転してはいけません。
ですが、
- 友人の車で無保険になってしまった。
- 保険の見直そうとしているときに事故にあってしまった。
など、事情は様々あると思います。
そんなときに事故をしてしまった。
結果、無保険の事故。
そうなってしまったら、しっかり賠償していくしかありません。
大きな金額になってしまうかもしれません。
私も、2000万という莫大な額の賠償になり、逃げたくて仕方ありませんでした。
責任を取り、賠償はしっかりしなければなりませんが、専門家(弁護士)などにしっかり相談して、必要以上には賠償しなくても済むように。
分割で賠償するにしても、ちゃんと生活できる状態での支払いになるように。
しっかり話し合いましょう。
あまりにも辛いと自殺なども考えてしまうかもしれませんが、自殺したところで被害者も賠償してもらえなければ意味がありません。
あなたも被害者も納得行くようにプロと力を合わせ示談を進めましょう。
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