この記事では、車に乗る際の任意保険について。
自動車共済と自動車保険の違いを紹介します。
自動車購入時や初めて入るとき以外、中々見直す機会のない任意保険。
ましてや、どうやって選んだらいいのかも分かり難いですよね。
まずは最初の一歩として「自動車共済」と「自動車保険」の違いについて知ってみましょう。
これを知ることで月々の保険料と言う固定費を下げるいいきっかけになります。
安いだけではダメ。補償も充実していなければならない保険。
自分の状況に合ったぴったりなものが見つかるかも。
- 保険の見直しするなら、インズウェブ一択!
最大20社の一括見積もりでき、保険内容と、保険金額の徹底比較が可能
複数社を一括見積もり。値段と保証内容を徹底比較!保険比較の決定版、保険見直しに必須「インズウェブ」
自動車保険(任意保険)と自動車共済とは何か?
自動車を購入したら、加入義務が法律で定められている自賠責保険。
それと任意で加入する自動車保険、自動車共済。
任意とはいえ、絶対に入ってください。
事故一つで本当に人生変わりますから。
無保険事故を起こして、莫大な借金を抱えた筆者が言うから間違いありません。
目先の月数千円をケチって、人生を狂わさないように。
まずは任意保険には自動車保険と、自動車共済があるんですが、その二つの簡単な説明から。
自動車保険て何?
自動車保険といわれている自動車共済じゃないほうの保険は顧客層が不特定多数を対象としています。
そして営利目的で運営されているため、顧客の獲得競争があります。
株式会社などの企業が運営しており、基本的には自動車と免許があれば、誰でも入れます。
自動車保険取り扱い会社の例
- アクサ損害保険株式会社
- イーデザイン損害保険株式会社
- セコム損害保険株式会社
- ソニー損害保険株式会社
- チューリッヒ保険会社
- Etc
ほとんど聞いたことがある会社ではないでしょうか?
これ以外にも相当数あります。
共済て何?
共済の特徴として最大のもの。
営利目的ではないということ。
お互いが助け合うという趣旨で設立されている共済事業であるということ。
対象者は特定の地域や団体などに限定されている。
加入するためにはその団体の組合員である必要があります。
監督庁や根拠法も各共済によって異なってきます。
下記にも出てきますが、共済には許可されたものと、無許可の物があります。
無許可の物は監督庁や、根拠法が無いもの。
この辺の詳細は加入には関係ないので省きますね。
また、「お互いを助け合う」と言うことが目的となっているため、営利目的ではありません。
そのため、保険料が比較的安いという特徴もあります。
自動車共済の取り扱い団体
- 農業協同組合:JA共済
- 生活協同組合:全労済
- 事業協同組合:日火連、公協連、全自共
以上のようになっています。
自動車保険と共済の違い
自動車保険と自動車共済の違いについてみていきます。
ここが加入にあたり一番大事になるかと思います。
そして、あなたの関心もここがメインでは?
等級の違い
最大の違いは、等級の違いでしょう。
自動車保険は等級が20等級まで。
これに対して、自動車共済は22等級まで。
等級に関する設定の仕方が違うため、こういった違いが出てきます。
そのため、自動車共済と自動車保険との間で等級の引継ぎが出来ないということもあります。
もし保険を見直して移りたいという場合は、しっかり確認してからにしましょう。
引継ぎが出来ないために、保険料の大幅アップなんて事態は避けるようにしましょう。
サービスの違い
また、営利目的と非営利目的とで違います。
自動車保険は営利目的のため、いかに顧客を獲得するか?と言うのが大事。
そのため、サービスなどは自動車保険のほうが充実しているといえるかもしれません。
大差はないかもしれませんが、サービス内容のきめ細かさなどには差が出てきますね。
(事故したときのきめ細かいサービスは本当に助かります)
自動車共済だと、共済加入者への保証内容は一律と言うところもあります。
高い保険料を支払って、自分に必要の無いサービスを受ける必要はありません。
自分に必要なサービスと補償を比較し、いざ事故にあったときの対応内容の口コミなども確認した上で選択することが大切になってきます。
※筆者のオススメは下記に書きます。
自動車共済を選択する際の注意点
自動車共済には無許可共済と言うものも存在しています。
無許可共済には通常の保険会社が取り扱うことの無い商品があったり利用者には魅力的に見えるものもある層です。
しかし、根拠法と言うものの無い無許可の共済は保険業の免許を受けていないため、規律が正されていない点など懸念点が多くなります。
(契約者保護の規制や制度などが存在しない。など)
こういう共済に加入を検討している場合には、制度面やリスクをしっかり把握して納得の上、手続きを行いましょう。
注意事項は金融庁のホームページにも。
最近、当庁に対して、根拠法のない共済(いわゆる無認可共済)についてのお問い合わせがありますが、根拠法のない共済は、保険業の免許を受けた保険会社ではないことから、当庁の監督下になく、契約者保護のための規制や制度が存在しないなど、保険会社とは異なる制度によって運営されています。
したがって、このような根拠法のない共済への加入を検討される際には、保険会社との制度上の違いについても留意し、その財務及び業務の健全性等について確認されることが重要です。
ー以下略ー
金融庁:「「根拠法のない共済について」のホームページへの掲載について」より
https://www.fsa.go.jp/news/newsj/14/sonota/f-20030630-3.html
オススメは?
ここだけの話になりますが、、、
私としては自動車保険をオススメします。
その理由としては、いざ事故したときには、キメ細やかに対応してもらったほうが助かるから。
年齢や、状況に応じて自分の好きなように保険をアレンジできる。
Webでの申し込みなら、かなり安くなります。
そのため、金額の差も上記内容を含めたら納得できるから。
といったところから、自動車保険をオススメします。
恥ずかしながら、無保険事故を起こし大きな借金を抱え、保険の大切さを痛感し、保険加入後も何度か事故を起こしてしまっています。(加害者、被害者ともに経験あり)
そんな時に、迅速に丁寧に対応してくれる自動車保険には本当に助けられました。
そんな経験からも自動車保険をオススメします。
一括見積もりなどで複数社を比較して検討すれば、あなたに合った安いところは見つけられます。
まとめ
自動車保険と、自動車共済の違いについてご紹介させていただきました。
車に乗る以上、任意の保険に入らないという選択肢はありません。
もし無保険の状態で事故を起こしてしまったら、加害者であれ、被害者であれ、人生が大きく狂います。
私の無保険事故の経験の記事はこちら。
周りへも相当な迷惑をかけてしまうことに。
そういったことをしっかり念頭において、自分の年齢や、家族構成など、状況に応じて補償内容もしっかり検討しましょう。
車の購入時に慌てて入ってしまったり。
保険の営業さんの言われるがままの補償内容になっていませんか?
今のあなたの状況に応じて、あなたに合った補償にしていくのは大切なお金を守る上でも必須になります。
複数社を比較して、ちゃんと自分にあった保険を選びましょう。
- 保険の見直しするなら、インズウェブ一択!
最大20社の一括見積もりでき、保険内容と、保険金額の徹底比較が可能
複数社を一括見積もり。値段と保証内容を徹底比較!保険比較の決定版、保険見直しに必須「インズウェブ」