交通事故

自動車保険の選び方。メインは7つ。どこを厚くするかがあなたの個性!

この記事では、自動車保険の保障の中身。7つの保険について紹介します。

保険のプロでもない一般の人ほど、複雑でとっつき難く営業さんの言われるがままになりがち。

月々の保険料も適正かどうか判断し難いですよね。

その悩みを簡単に解決する第一歩が、メインの7つを知ること。

保険の基本の部分ですね。

この7つを知っておくことで、保険の屋台骨が出来上がり、そこにオプションを付けていく。

そうやって保険はできているので、自分にぴったり合わせた、適正金額の保険に設計できます。

自動車保険の種類は7つ

自動車保険の種類は大きく分けて

  • 賠償責任保険
  • 傷害保険
  • 車両保険

の3つになりますが、これを細かく分けて7つに分類することが出来ます。

基本の7つの保険のタイプ
  1. 対人賠償責任保険
  2. 対物賠償責任保険
  3. 人身障害保障保険
  4. 搭乗者傷害保険
  5. 自損事故保険
  6. 無保険車傷害保険
  7. 車両保険

これらを一つずつ見ていきます。

対人賠償責任保険

こちらの項目は運転中に人に怪我を負わせてしまった、死亡させてしまった際の保険。

車同士の事故で、相手の車の運転者や搭乗者が怪我してしまった場合にこちら保険で補償します。

最近はこちらの対人賠償の保証金額は次の項目の対物補償の保証金額と合わせて、「無制限」に決められている保険も多いですね。

中には金額設定の選べるものもありますが、「無制限」に設定するのをオススメします。

被害者が亡くなってしまった場合など簡単に億までいきますよ

対物賠償責任保険

こちらは事故してしまった際に

  • 相手の車を壊してしまった。
  • 電柱などの建造物を壊してしまった。
  • もし店舗などに突っ込んだ場合、お店が休む間の休業補償、壊れた建物、廃棄する商品の費用、その間の人件費など。

こちらも対人賠償と同じく、相当な金額になる可能性が高いです。

対人賠償と同様、「無制限」で固定されている保険が多いです。

もし選択できるとしても、「無制限」に設定しましょう

対人賠償もそうですが、仮に多少低く設定しても、月に数百円~数千円程度しか変わりません。

これらの対人・対物賠償は、保険の中で最も重視するべきものだと言えますね。

しっかり「無制限」に設定し、安心できるようにしましょう。

事故はあってはならないことですが、もし起きてしまったら、ちゃんと賠償するのが責任ですからね。

人身障害保障保険

こちらは契約車搭乗中の運転手や同乗者に向けての保険です。

怪我や死亡の場合に適応されます。

この人身障害保障保険は、運転中の事故以外にも、自転車や歩行中の自動車との事故でも使うことが出来ます。

ただし、この自転車や歩行中の保証は、被保険者本人と、その同居の家族や未婚の子に限りますが。

搭乗者傷害保険

こちらの搭乗者傷害保険とは上記の人身障害保険の保障に上乗せされるタイプの保険

補償額はあらかじめ決められている場合も多いです。

人身傷害保険は損害額の実費が支払われます。

人身傷害保険と重複して保証を受け取ることが出来るこちらの搭乗者傷害保険は、項目が決まってます。

  • 「死亡時1000万円」
  • 「入院時1万円」
  • 「頭部骨折60万円」

といった具合に決まっています。

この保険のメリット

支払い項目と金額が決まっている、

そのため比較的スピーディーに支払いが行われるんです。

まとまった治療費がかかった場合は非常にありがたい補償になりますね。

保証金額のオススメですが。

人身傷害保険の上乗せとしての位置づけのため、死亡・後遺症害で1000万円の保険金を付けておけば安心かと思います。

この人身傷害保険と搭乗者保険はやや複雑。

人身傷害保険に加入すると搭乗者保険に入れない会社もある。

といったように分かり難い部分もありますので、加入の際はしっかり確認を。

自損事故保険

この自損事故保険は若干ややこしいです。

契約の車を運転中の事故(電柱衝突や転落などの相手のいない事故)で、運転者や同乗者が死傷や後遺症害を負った場合。かつ自賠責保険からの保険が支払われないとき補償される保険。

(※自賠責保険は相手を補償することが目的の保険)

こちらの自損事故保険はもともと保障金額が固定されていることが一般的です。

この保証金額に頭を悩ませるようなわずらわしさはありません。

無保険車傷害保険

こちらの保険は事故の相手が無保険で、乗っている人が死傷、後遺症害が残った場合。

加害者から十分な補償を受けられないときに補償してくれる保険です。

補償額に関しては法律上負担すべきものと認められる損害賠償責任の額にのっとります。

こちらも保証金額は決められているのが一般的です。

車両保険

事故を起こしてしまった際に自分の車を直すための保険

こちらも、自分で自由に保証金額を設定することは出来ません。

通常、契約する車の時価に応じて、ある程度幅を持たせて保険会社が設定し、その中から自分で選択する。と言う形が一般的。

また、年式が古かったりするとこちらの車両保険を付加できないということもあります。

この車両保険を使うと、通常ノンフリート等級が3等級ダウンしてしまいます。

そのため、翌年から保険料が上がってしまうことに。

なので、小額の修理の場合であれば、むしろ車両保険を使わないほうがお得な場合も。。。

こういったことから、この車両保険を「そもそも付けた方がいいのか?」と言う悩みもありますね。

一般的には

  • 新車や高級車にはつける。
  • 古い車であれば付けない。

こういったケースが多いようです。

「古い」の定義としては7年目までの車両。

8年目から査定がほぼつかなくなる(一般車両の場合)から付けない人も多いです。

その他、特約について

上記の基本的な7つの保険以外に特約と言うのが付けられます。

基本的な考えとしてはオプションのような扱いです。

無保険事故の経験もある筆者のオススメの特約などについては、こちらの記事で紹介していきますね。

よく聞く保険の「特約」。上手く活用しての無保険車から身を守れ!

まとめ

任意保険の種類について、書いてきました。

保険に加入する際に調べたことはあったとしても、知らないことも多かったのでは?

内容を知ることで、

  • 過剰に補償を付けていた。
  • もっとここは充実させておいた方が良かった。

なんてことがあったと思います。

保険は毎月支払いがあり固定費として家計を圧迫しがち。

ところが、機会がないと中々見直さないもの。

これを機に一度見直してみては?

ものの10分もあれば見積もりが取れますし、複数社を一気に比較できるので、安くてあなたにあった保険を見つけやすいというメリットも。

固定費も下げて安心して車を運転することが出来るように。

お子さんがいる人はお子さんを守るのも親の仕事。

一度家族の分も見直してあげてみてあげるのも大事ですよ。

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丸山 さとし
26歳から借金3000万を抱え、人生奮闘中。投げ出したり、逃げ出したくなりながらも、妻と子供とやってきました。現在39歳。明るく元気に楽しくやっております。 地元長野県松本の家族のブログも運営しております。 https://matsumoto-maru.com
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