この記事では、「生活防衛資金」について紹介していきます。
今回のコロナショック、過去のリーマンショック、ITバブルなど、経済危機といわれてる状況になると改めて考えることになる生活防衛資金。
いざと言うとき、収入がなくなった際に生活を守るための資金のこと。
生活費の数ヶ月から1年分を貯蓄としておくもの。です。
いざと言うときのために備えるための資金ですが、投資や独立、自分のやりたい事をやるためにも絶対必要。
様々な場面において、大きな意味を持ってくるものになります。
本記事で、その可能性、意味を知っていただき、自由な人生のために「生活防衛資金」の確保に動いてみてください。
リスクヘッジと選択肢を増やす資金
生活防衛資金とは、何なのか?
- リーマンショック、コロナショック級の不景気の到来。
- 不慮の事故などで働けなくなる
- リストラなどで給料がなくなる
こういった万が一の事態になっても生活を守ための資金のこと。
また、自分で独立してやりたい事に挑戦する際にも家族への責任を果たすため、リスクヘッジにもなってきます。
誰にでも経験があり、これからも経験する可能性の高い「いざというとき」。
そんなときに家族と自分の生活を守るための資金。
何が起こるかわからないリスクだらけの現代
変化の時代なのか分かりませんが、衝撃の大きな出来事が多い近頃。
昔よりもリスクが身近になってきてしまっている。
具体的には。。。。
身近なリスクたち
最近で言えばコロナ、記憶に新しいリーマンショック、企業のリストラ、企業寿命の短命化、、、etc
こういったことが一昔前よりも身近になっていますよね。
のんきに、お気楽にただ働いていては、いつあなたにそのリスクが降りかかってくるか分かりません。
- リストラにあった人、
- 勤めている会社が倒産した人
- 望まずに職に溢れた人。
「自分はきっと大丈夫」、「ニュースの中の出来事だよ」
大半の人がそう思っていますよね。
こんな記事を読んでいる位なので、あなたは違うかも知れません。
ですが、会社にそんな人沢山いませんか??
生活防衛資金で防げるリスクと可能性
生活防衛資金がちゃんとあると生活や仕事に余裕が生まれます。
数ヶ月~1年単位で家族が生活していけるだけの資金があるということは、選択の自由が増えるということ。
上記のようなリスクにも備えられまが、人生をプラスにするためにも大切。
転職にしても、独立するにしても。
また、ブラック企業からすぐに逃げ出すことも出来ますよね。
自己防衛するためにも、「生活防衛資金」はかなり大事です。
具体例
例を挙げてみます。
コロナ禍・コロナショック
ここ最近の“いざ“と言うときの例としては、コロナウイルスでの不況ですよね。
私の会社も中国への輸出の仕事が多いため、大ダメージ。
仕事が一気に薄くなり、残業もほぼなくなりました。。。
そんな会社がすごく多い。
諸外国のように現金が支給されたとしても、そのツケは結局は国民の誰かが払う。
富の奪い合いになっているもの。
期待はしない方がいいと思います。
(※政府の動きが遅すぎるのは問題ですが)
もう自衛するしかないですよね。
交通事故
身近にあるもので言ったら交通事故なんかもそう。
あなたが被害者になり、相手から賠償してもらえるとは言え、一度は自分で支払わなければならない場合も。
そんなときに貯金などの防衛費用がなければ治療も出来ません。
私は交通事故の加害者になってしましたが、無保険事故だったために相手は治療費などは一度自分で負担することになりました。
結果、慰謝料も含めて2,000万円ほどの賠償となった大きな事故。
被害者の人の負担も相当大きかったと思います。

出産
出産についても予想通り、計画的にはいかないものですよね。
子供は授かり物とは言いますが、コントロールは難しい。
私は一番下の妹と11歳ほど離れているんですが、妹ができたときに親が揉めていたのを思い出します。
確かに家庭的にも厳しい時期でしたが、、、、
子供心に鮮明に覚えていますよね。
子供ができるのは、本来は喜ばしいはず。
出来ることなら、そのことでケンカなんかしたくないですよね。
ましてや今いる子供の前でケンカなんてしちゃいけません。
そんなときのための備えにも。
リストラ、早期退職
今は大企業も希望者を募ってリストラをどんどん進めます。
今回のコロナショックなどの大不況によって倒産の目にあってしまう人も少なくないでしょう。
そんなときには今まで毎月安定してもらっていた給料が急になくなる。
失業保険が出るとしても、いつまでも続くわけではない。
まして、満額もらえるわけでもない。
そんなときにも、次の仕事を探すまでの間、失業保険でまかないきれない部分。
そこを補填する必要がありますが、生活防衛資金があれば十分補填もできて、余裕のある転職活動が出来ます。
焦って、血眼で転職活動しても、相手の会社にも良い印象は与えられませんね。
転職、独立
仕事が嫌になった場合も。
生活防衛資金で生活費はしばらくまかなえる。
余裕のある転職活動が出来るから、仕事をしっかり選べる。
独立をした場合にも、余裕を持ってスタートを切れる。
独立し仕事が途切れてしまっても、持ちこたえるための保険になりますよね。
ブラック企業からの脱出
辛い日々を送るブラック企業勤めの人。
ストレスで自分がやられてしまう前に脱出するべき。
私も超絶ブラック企業にいました。
結局“うつ”の診断をされてすぐに逃げ出しました。
ですが、生活防衛資金がなかった。
そのため、脱出後すぐに職探しをしながら、アルバイトに。
ギリギリの生活でした。
資金があれば、少し休み自分をいたわることも出来ます。
リスクヘッジとしての「生活防衛資金」
上記のようなリスクを避け可能性を取ることができる生活防衛資金。
やはり生活するためには働いてお金を稼がなければならない。
それは誰しもが同じ。
ですが、守るための資金「生活防衛資金」があるか無いかで、かなり余裕が違ってきます。
その焦りがなく、余裕のある状態だからこそあなたの生産性も上がってきます。
あなたの付加価値を更にあげるためにも、しっかり備えましょう。
まとめ
生活防衛資金と言うのを意識していますか?
数ヶ月~1年程度の生活費を貯めておくこと。
何かあって、収入がなくなっても、しばらく家族が暮していけるための余裕資金。
これがあるとないでは人生の余裕が全く違います。
不景気のリスク、仕事のリスク、ブラック企業のリスク。
やりたい事をやるために。キャリアアップのための転職。
こういった、リスクや自分の可能性にも備えることができるように。
あなたの人生に余裕を持たせ、生産性を上げる。
付加価値を上げて豊かな人生にしていくためにも生活防衛資金はしっかり準備していきましょう。
まずは自分の収支を確認。
蓄えを作るためには現状の把握を!

