この記事では
- 毎日一生懸命働いているのに何で給料が、評価が上がらないのか?
- 上司と面談をしても納得のいく評価が少なすぎる。
これの理由について、紹介していきます。
サラリーマンとは世知辛いもの。
納得がいかない評価であっても飲み込むしかない場合が多い。
同期であっても部署が違ったりすると、圧倒的に自分の方が結果出しているのに、評価が低かったり。
私もすごく納得のいかない評価を受けてきました。
- そんな納得のいかない状態を改善するにはどうするか?
- 気持ちよく働くにはどうするのか?
私の体験談と合わせて紹介していきます。
会社での評価に納得がいかないのはなぜ
サラリーマンであれば、年度末や年度初め、ボーナスの時期には会社から評価をされますよね。
評価のされ方は色々あると思います。
- 成績票のようなもの
- ボーナスのボリューム
- 昇給の大きさ
様々だとは思いますが、中々素直に受け入れ難い結果のことも多いのでは?
ですが、“気に入らない”からと上司に文句言ったりする人は少ないと思います。
(※私は納得いかないときに面談をお願いして文句を言い、次の評価がかなり上がった経験があります。
いい評価はうれしかったですが、そんないい加減なものかとショックでしたが。)
- なぜ、納得がいかないことがあるのか?
- なぜ、それを飲み込んで仕事をしなければならないのか?
相対評価と絶対評価
会社と言うのは組織ですよね。
そして、会社全体で人件費に使うことができるパイは決まっています。
その結果、絶対評価ではなく相対評価になってしまいます。
- 相対評価とは:周りと比べてどれだけ頑張っているか。
- 絶対評価とは:基準がありそれに対してどの程度まで出来たか。
絶対評価で皆が良い点を取ってしまったら、人件費の上限を簡単に超えてしまいます。
それでは経営が立ち行かなくなってしまいますよね。
感情が入る評価
あなたを評価する上司も人間です。
当然のように感情が入るのは仕方がないことですよね。
出来る限り感情を抜いて公平に評価をしないといけないというのは上司も分かっているでしょう。
ですが、パイは決まっており、“相対評価“と言うライバルとの争奪戦。
その状態での、成績の微妙な差には上司の感情も入りますよね。
「Aのがお気に入りだから、AとBは業績は僅差だけどAにしとくか」
と。
ちょっと余談。
人事評価について、考えるのはAIなどの導入だと思いますが、勿論やっている企業は数多く有ります。
上司の人たちに取っても業務が山ほどある中で部下の評価までしなければいけないというのは、大きな負担。
米国や中国ではAIを使った人事評価のシステムを採用している企業も多くある。
ですが、日本ではなかなか進んでいないのが現状です。
その理由については話がそれるので、別記事でかいていこうと思います。
上司の感情が入ってしまう評価については、出来る限り成績の数字が明確になっていれば良いですが、研究職など中々数字に表し難いところでは難しいことも。
また、大きな企業であれば、数字の“見える化“が進んでいて評価も客観的にしやすい。
ところが、中小零細企業では数字が明確になっていないことが多いので、上司の感情評価はあからさまになってきますね。
上司と合わない人はどんどん働きにくくなり、合う人だけが“のびのび“とする。
上司や社長の側近は仲良しこよしで固まって、とんでもない暴政になっていく。
典型的なブラック企業の出来上がりですね(汗)
ワンマンの暴政企業で評価最悪
私の話になりますが、工場内で機械を使って一品物の部品を削りだす仕事をしていたとき。
いわゆる現場作業員の頃。
社長が創業の、典型的なワンマン企業で20数人の会社でした。
(社長の愛人が経理、その娘が事務。従業員は安月給だが、社長はベンツのSクラス(ベンツの最高級車)を乗り回す、絵に描いたような会社)
現場の人は各々がマシニングセンタと言う機械を担当。
私も現場にいたので、毎日油まみれになりながら仕事していました。
その会社では上司とちょこちょこ揉めてしまったりしていて、工場長以外の上役には良い様に思われていませんでした。
その結果私の評価はいつも最低のもの。
数字を見ていくと私の機械の売り上げは1,2を争う数字をいつも出していました。
機械の稼働時間もかなり長く、工場長にも認めてもらえるほどの成果を出していましたが、ダメでした。
社長が気に入らない私は給料も上がらないまま。
結局3年ほどで辞めましたが、人による人事評価の闇の部分を見たような感じでした。
ですが、そこで学べたことも。
- 評価されるためにはどうするか?
- 評価されなくても割り切って働くためには?
こういったことを学ぶことができ、これはかなりの強みになっています。
人事評価で打ちひしがれないためには?
人事評価は自分でコントロールできるものではないですよね。
そこにばっかりこだわりすぎるとストレスばっかり貯まっていく。
それも分かっちゃいるけど、一生懸命働いている以上は評価してほしい。
では、そのためにはどうするか?
上司に好かれろ!
上司に好かれてしまえば、気に入られてしまえば高評価もらえる可能性が高まりますよね。
お気に入りの部下に対して、こき下ろしたような評価はしないでしょう。
あなたの会社の規模や状況にもよりますが。
私の勤めていた前出の小さい会社のようなところであれば、まずは上司に気に入られるのが最優先事項だと思います。
私の職場にもそういう人はいましたが、「賢いなぁ。分かってるなぁ」と”あっぱれ”に思ったものです。
その会社でいい給料をもらって、上手くやっていくならベストな方法だと思います。
周りに何言われようと結果が出たもの勝ちですからね
会社に期待するな!
- 私の様に上司に気に入られるように接することができない人。
- 仕事の成果に応じて評価をして欲しいという人
こういった人は、会社にあまり期待してはいけないかもしれません。
いかに上司が尊敬できるほど素晴らしく平等に扱ってくれたとしても、部署による差や、年功序列による差は絶対に出てきます。
であれば愚痴や文句を言うエネルギーを会社以外に向けてしまうのも手ですよね。
会社に期待をせずに、他で頑張ることで人生にも張り合い、やりがいが出てきます。
会社以外にエネルギーを向ける方法についてはこちらの記事を参照してください。
- 愚痴を言うことの無意味さ
- 愚痴らなくなるための方法とは?
愚痴るサラリーマンかっこ悪いよ。愚痴を辞めるようになる方法は?
ちなみに私は完全にこの状態です。
勤めている中小零細企業は、評価も無い、昇給も無い【ゆるブラック企業 ← リンク】には全く期待せず、コツコツと複業で積み上げています。
まとめ
自分の評価と言うのは仕事をしていたら、当然のように気になりますよね。
と頃が人事評価と言うのは中々納得のいかないもの。
人間が人間を評価するのだから、好き嫌いなどの感情が出てくるのも当然といえば当然。
こういったところが納得できない原因ですよね。
ではどうするか?
- 上司に気に入られる。(ゴマをすっても、媚を売っても)
結局は気に入られたもの勝ち
- 会社以外に成果を求める。
副業を始めたり、副業で企業の準備をする。
自分で稼げるようにしていく。
軌道に乗るまでの生活費だけを会社で稼ぐ。
どのような選択をしていくかはあなた次第です。
が、自分で変えられない会社の評価に一喜一憂するのは中々疲れるものです。
しっかり自分が納得できるような働き方をしていきましょう。