皆さん借り入れなどしてますか?
もしされているなら利息がどのくらいの金額になるのかご存知ですか?
知っているのと知らないのでは大違いです。
知っていれば、借りなくて良いお金、払わなくて済むお金があります。
シミュレーションを交えて話していきます。
借金返済が3000万のわたしが苦しめられたもの。恐怖の借入金の金利
3000万の借金返済をしている私ですが、本当に苦しんでいるもの。
それは借入金に乗っかってくる金利でした。
では早速シミュレーションから行きましょう。
私は交通事故を起こし、それがきっかけでカードローンから借り入れをすることになりました。
その私の最初の借り入れ金が200万円です。
こちらの200万円を例に。
- 条件:返済期間80ヶ月
- 月々の支払い額:43,000円
- 支払金利:1,419,517円
- 総支払額:3,419,517円
となります。
ちなみに、返済シミュレーションは人気カードローン各社のページにあります。
下記にリンク貼っておきます。
- プロミス返済シミュレーション
↑(一番使いやすいかも) - アコム返済シミュレーションページ
- アイフル返済シミュレーションページ
ここでよく見てもらいたいのが、支払い金利の部分
ちょっと引くほどの金額になっていませんか?
簡単に書きましたが、この金利の額。。。。
1,419,517円
200万借りてこの利息てすごいですよね。
ただしこれは
- 追加での借り入れは無し
- 毎月しっかり支払い続けた場合(43,000円/月)
の結果です。
追加で借り入れをしたり、返済43,000円/月を割ってしまった場合はもっと増えてきます。
お金に困って200万を借りたわけです。
そんなお金に困っている人が、追加の借り入れをしないなんてあまり考え難いですよね。
私は度々してしまいました。
毎月43,000円の払い。
もちろん私もそんな金額は毎月払えずに、追加の借り入れ、遅延を繰り返しました。
そうなると、利息はどんどん膨らんでいきます。
最初は前倒しで返済してしまうつもりでいたのですが。
そんなのは夢のまた夢。
そうして借金がどんどん膨らんでいく。
例に漏れず私も膨らましてしまった人です。
このような人がとても多かったようで、規制もかかりました。
今は銀行や、消費者金融含めカードローンなどで借り入れられる金額も、大分下げられてきているそうですね。
銀行カードローン貸付残高の減少。良いことだけじゃないさらなる問題
こんなに怖いカードローン。実際200万まで借りられるのか?
カードローンと言うのは本当に怖いものですよね。
200万借りて140万という利息になってしまうんですから。
上記の私の場合、200万を借りられましたが、ここ最近は審査も厳しくなっている。
(ちなみに、私の借りたのは2007年頃の話。)
初回の借入申込で、限度額が100万を超える人は稀なようです。
- 年収がそれなりにある
- 勤務年数が長い
- 勤務先も大企業
- 収入証明を提出した
また、年収が300万円以下の人は50万円を割ることもあり得るそうです。
銀行カードローン:10万円
消費者金融:1万円
今は200万の融資を受け借金するのは難しい。
では実際に借りる人が多い金額は?
200万の借金は消費者金融、銀行カードローンなどでは中々難しいのが現状。
ただ、カードローンなどでお金を借りなければならなくなる理由として。
多くあげられるのは、突発の事態なのではないでしょうか?
または若かったりして社会的に信用があまり無く、カードローン等の高金利商品以外から借りられなかった場合など。
私も26歳の時に借り入れをしたのですが、社会的に信用も無くカードローンしか貸してくれる所も無かった。
色々なところから断られ続けて。。。
そんな辛い金策も本当にもう経験したくは無いですね。
そんな借り入れをする金額で一番多いのが20万円前後。
では20万の場合の金利と支払い総額は?
- 支払い回数:20回
- 金利:18%
- 支払い金額/月:12,000円
- 利息:32,044円
- 支払い総額:232,044円
となります。
月に12,000円の支払いであれば、先ほどの200万借り入れの43,000円に比べれば安く感じますよね。
ただ、簡単かと言われたら簡単な金額ではないですよね。
(我が家には辛い金額です。)
その分、
- 貯金が出来なくなったり。
- 家族で遊びに行けなくなったり。
- 外食を減らしたり。(ご飯の準備の負担が増える)
精神的にも負担は出てきますね。
ただし、1年半ちょっとの20ヶ月頑張れば、クリアになります。
ここで冷静に見てほしいのが利息の金額。
20万借りて32,044円
つまり借りた金額の16%も余計に払っていることになります。
かなり勿体無いですよね。。。。
時給1,000円で返済のためにアルバイトしたとしたら。
300時間
つまり、8時間労働37.5日
一ヶ月以上借りたお金にかかる金利のために。
実際に何かに使えたわけでもないお金。
ただ借りたから、支払うだけのお金のために。。。。
冒頭の話のように借り入れをしてきた私ですが、私自身の支払ってきた金利を想像すると。。。。
本当に金利計算から目を背けてしまっていたことを、いまだに後悔します。
さて、仮に上記の20万円の金利がもう少し低かったら。
- 支払い回数:20回
- 金利:15%
- 支払い金額/月:11,364円
- 利息:27,273円
- 支払い総額:227,273円
これびっくりじゃないですか?
その利息の差額
-4,771円
計算したら普通にわかる話ですが。。。
これは大きいですよね。。。。
借金の金利による利息対策として、毎月少しだけ多めに返したら。
借金の金利による利息はとても恐ろしい数字が出ますよね。
その対策として、上記の例に毎月+2,000円して少し多めに返したら。
- 支払い回数:17回
- 金利:18%
- 支払い金額/月:12,000円+2,000円
- 利息:26,776円
- 支払い総額:226,776円
- 支払い回数:17回
- 金利:15%
- 支払い金額/月:11,364円+2,000円
- 利息:22,815円
- 支払い総額:222,815円
18%の場合”-4,771円(返済は3回減)”
15%の場合”-4,458円(返済は3回減)”
20万円という額でもこれだけの差が出てきます。
大きいですよね。。。(汗)
冒頭の200万の場合
- 条件:返済期間80ヶ月
- 月々の支払い額:43,000円
- 支払金利:1,175,384円
- 総支払額:3,175,384円
- 条件:返済期間74ヶ月
- 月々の支払い額:43,000円+2,000円
- 支払金利:1,290,327円
- 総支払額:3,290,327円
と金利3%の差(18 → 15%)で、244,133円の差が出てきます。
+2000円の差で、129,190円と6ヶ月の差になります。
これは相当大きいですよね。244,133円なんていったら、新卒の給料分くらいになります。
ましてや借入金が大きければ大きいほど効果は大きい。
借り換えや追加返済は本当に効果が大きいし、完済に向けての大事な一歩ですよね。
私も10年以上借金と付き合ってきていますが、ここ最近になってやっと加速してきました。
それもこれも、妹の旦那(義理の弟)が税理士というお金のプロ。
そんな人からお金について色々と教えてもらい。
お金のセミナーなどお金についてしっかり学ぶことで、意識がかなり上がりました。
結果的に返済当初から比べると二倍以上のスピード。
返済額は
「20万強/月」+「ボーナスで更に追加」
ほどになっています。
やはり「お金について学ぶ」ということはかなり大事。
大切さ、使い方、貯め方、殖やし方、、、、
こういったことをしっかり学ぶことで意識が上がり、返済スピードはかなり上がっていくものですね。
私も勉強させてもらった、お金についてしっかり学べる講座についての記事はこちら
まとめ
借金の利息を侮ることなかれ。
そこを意識するだけでも大分変わって来ます。
また、マネーリテラシー(お金に関する知恵、知識)もどんどん成長していきます。
借金をしてしまうのは、致し方ないときもあるでしょう。
そこから如何に学ぶかが重要。
お金について学ぶことはすごく大事で、借金を早く完済でき、その後はお金を働かせお金を殖やすこともできるようになるでしょう。
まずは、金利と月々の返済額を見直して、今度は増やす方に力を入れていきましょう♪
お金と向き合うのは最初はなかなか難しいかも。
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