仕事が辛くて仕方ない。
上司に相談しても
「今はキツイが、この状況を乗り越えれば楽になるから頑張ろう」
といわれる。
そもそも仕事が「キツイ」のではなくて「辛い」から何とかしたい。
この仕事が「キツイ」と「辛い」の違いは文字にしたらわずかですが、大きな違いが。
前出の上司の言うように、「辛い」状況を「キツイ」からと無理するのは非常に危険。
仕事が辛い状況を無理して続けていると、心や身体が壊れてしまうことが十分ありえます。
私も「辛い」状況のブラック企業で働いていました。
「今はきついけど、ここを踏ん張れば」
と、1年頑張りましたが、心を病みました。
うつ病と診断されそのまま退職。
その時にはプライベートもガタガタになってました。
仕事が「辛い」と言うのは本当に気をつけなければいけません。
無理しすぎないように早めに対策を打っていきましょう。
仕事が「辛い」と「きつい」は違うことを知る
注意しなければならないのは、
- 仕事が辛い
- 仕事がきつい
は違うということ。
辛いの方が重くて、根が深そう。。。。
仕事が「辛い」とは
あなた自身が辛いかどうか?
大変な思いをしてしまっているかどうか。ということ。
精神面、心が辛くなってしまっているということ。
結果、仕事をするのが辛いということ。
これは乗り越えるのがなかなか難しい。
そして、中々気付き難い。
仕事が「きつい」とは
仕事が「きつい」のであって、あなた自身の気持ちがやられてしまっているわけではない。
その仕事を乗り越えれば、平常に戻る。
あなた自身の気持ち、心は特にダメージを受けているわけではない。
「辛い」場合はあなた自身の精神の回復が必要。
この違いはとても大きいものです。
精神的なダメージは様々な形で現れてきます。
心がやられるっていうのは本当に怖いですよ。
あらゆることが上手くいかなくなります。
仕事が「辛い」と感じたら無理して続けない
仕事が辛いと感じたら、「これは甘えだ」などと自分自身にムチは打たないこと。
まずはその理由を把握ししっかり解決していくことがかなり大事。
そしてその理由を解決できないのであれば、退職も検討しましょう。
転職活動も大変だし。
するとどんどん周りが見えなくなっていきます。
更に「辛い」状況から抜け出しにくくなってしまう。
早めに気付くのが大事だね。
仕事が辛いなら退職も有り
仕事が辛くなってしまう理由が、上司との関係だったり人間関係だった場合。
また、その仕事とのあなた自身の相性だった場合。
解決するのが難しいようであれば、退職もしっかり検討しましょう。
仕事と言うのは「所詮は仕事」。
人生の一部でしかありません。
サラリーマンであればいくらでも仕事は変えられますよね。
(※自営業や家業だと中々難しいかもですが。。。)
転職活動など、多少は手間がかかりますが、心や身体が壊れてしまっては人生すらも台無しです。
転職のお手伝いになる記事はこちらから。
【転職記事リンク】
これをせずに「甘え」だと無理して頑張ると。。。。
仕事が「辛い」とき、身体や心のSOSのサイン
仕事が辛いときに甘えだと無理をすると、うつ病など心を壊してしまうことも十分にありえます。
・眠れない
・腹痛などの体調の不調
・自然と涙が出てしまう
・生理不順
・円形脱毛症、、、etc
例の一部で、人によって様々ですが。
「ストレスが原因だねぇ」
といわれてしまいそうなものだ。
こういったサインはしっかり見逃さないように。
見逃し続けて、無理し続けるとどんどん大きな症状になっていきます。
無視した結果取り返しの付かないことにも。。。
小さな身体や心からのサインを無視し続けると。
うつ病などの発症も十分ありえます。
うつ病などになり、悪化してしまうと普通の日常生活を送れなくなってしまいます。
また、仕事もかなり限られてしまうことにも。
そしてうつ病になってしまった場合は自分だけではどうにもならなくなってしまいます。
病院での治療や、カウンセラーなどの手を借りないことには社会復帰すらも出来ないという状態に。。。。
また、一歩間違えれば、命にも関わることにもなりかねません。
決してそれは人ごとではありません。
私はNPOが主催の「自殺防止の電話相談」の仕事もしていました。
もう電話は鳴り止まずに、一つ電話を切った瞬間に次の電話が鳴る。
そういった人からの電話が圧倒的に多いです。
相談の中身も
「何でこうなってしまったんだろう。」
「出来るなら戻りたい」
と言う人達ばかりでした。
重度の症状だと、治療にも時間がかかりますし、社会復帰には更に時間がかかります。
そして、症状の進行は人それぞれですが、一気に進行してしまうことも。。。
「もっと手前で対処していればよかった」
と後悔しても遅すぎますよね。
まとめ
仕事が「辛い」と「きつい」は大きく違います。
「きつい」のは乗り越えられますが、
「辛い」のは精神的にダメージを負ってしまっている可能性も。
そうなると中々「辛い」状況からは抜け出しにくくなってしまいます。
逆に一気に症状が進んでしまい、精神、心がダメになってしまうことも。
取り返しの付かないことになる前に、わずかな症状にも気付けるように。
早めに対策することは非常に大事。
誰かに相談することも、とても効果的です。
ただし、「甘え」だとかって考えを押し付けないような、寄り添ってくれる人に。
もし近くにいないのであれば、転職エージェントなどに相談してみるのも良いでしょう。
エージェントの趣旨とは違うかも知れませんが、プロとして様々な状況を見ている人です。
もしかしたら、新しい自分の一面を発見でき、新たな出会いがあるかもしれません。
くれぐれも、「辛い」と「きつい」を勘違いして、自分を追い込まないようにしてください。
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