この記事では、ゆるブラック企業に見られる、「茹でガエル現象」について紹介します。
「茹でガエルとは」
『2匹のカエルを用意し、一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する』
Wikipedia:「茹でガエル」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8C%B9%E3%81%A7%E3%82%AC%E3%82%A8%E3%83%AB
居心地はいいけど成長も昇給も無い会社に勤めている人。
色々な不安が日々よぎると思います。
居心地がいいから中々抜け出せない。
会社を辞め、転職するのにも不安がある。
その悩みを解決する方法はちゃんとありますし、ITの発展によって、すごく身近に容易に解決できるようになって来ました。
その手段を知っているだけで、会社への不安がかなり減りますし、精神的にも楽になります。
こうやって書くとすごく怪しいそうな感じが全開ですがwww
決して高額な情報商材を売りつけたりなんて事はありません。
私も同じような不安をすごく抱えて、中々上がらない給料に頭を悩ませています。
動くも動かないもあなた次第ですが、そんな悩みと私なりの行動をまとめてみました。
ゆるブラック企業によく見られる高齢化企業、その怖さ
ゆるブラック企業はとても居心地がいいため、中々人が辞めていきません。
また、事業規模の拡大もあまり興味が無いため、人を新たに採用することにも重腰です。
そういった部分から人材の新陳代謝が起きない。
中小企業の製造業に多く見られますよね。
というか中小のIT企業などでは高齢の人は勿論少ないだろうし、飲食業などでは体力的に高齢の人は厳しそう。
必然的に工場などの中小製造業になってくるんですね。
考え方が固まる怖さ
考え方も古いものに固定されがちになってませんか?
基本的には、年功序列の終身雇用が前提の考え。
前例が無いことはあまりやらない。
「過去にこういう事例があったから大丈夫」
といったように過去の判例を大事にする。
ほとんど新規事業も、事業拡大も考えていないから、挑戦には後ろ向き。
新しいことに挑戦しようと言う人もいるが、世間でよく聞くITベンチャーなどのチャレンジ力に比べると圧倒的に保守的。
新しいことに挑戦するから、ケガもするかもしれないが、成長もあり企業としても個人としても大きく成長をしていく。
- 赤ちゃんも何度も転んでそれでも挑むから、立てるし歩ける。
- 自転車に乗れるようになるのも、痛い思いしても挑戦するからこそ。
中途入社などで入り、やる気満々で仕事を覚える。
どんどんこなしていこうとしても、空回りしてしまいますよね。
入ったばっかりは社内の空気も読めない。
次から次へと仕事をこなそうと息巻いているんですが。。。。
しばらくして空気感が分かってくると、ちょっと寂しい気持ちになります。
私の場合はそんなタイミングで、若干の会社への諦めと共にブログを始めました。
また、アルバイト先の候補も何個かあったので、残業が無いときはアルバイトをして稼いでいます。
アルバイトをして稼ぎながらブログでの収入を少しでも増やしていこうと考えています。
いつまでも若手扱いされる怖さ、扱いも給料も。
人が入れ替わらないということは、いつまでも新人の若手扱いされることに。
新卒を毎年採るような会社であれば、自動的に後輩ができて先輩になります。
そして、上司も自然とあなたに対する若手と言う意識が消えていきます。
しかし後輩が中々入ってこないようであれば、上司のあなたに対する意識はずっと若手。
- 「○○君は若いから、、、、」
- 「若手はやっぱり違うね~」
なんてセリフがいつまでもあなたに。
若手扱いされるということは多少のミスも目をつぶってもらえるというメリットもあります。
その反面、
- 仕事を中々任せてもらえない。
- 給料も若手のまま
バリバリ仕事をこなして、じゃんじゃん稼ぐ。と言うことも中々難しい。
給料が上がらなければモチベーションも下がります。
入社したての頃の頑張りは保てません。
上司にとって、あなたはいつまでも若手のかわいらしい部下でしかないんです。
やはり、新しい人が入り、あなたに後輩ができる。と言うような環境面での変化がないと上司の意識も中々変わらない。
後輩などの比較対象がいない状態で、何年目だからこれだけの仕事で給料はこのくらい。
こういう客観的な評価は難しいんでしょう。
言われたことありませんか?
「○○君何年目だっけ?」「おぉ、もうそんなになるのかぁ」
ってまるで関係のない人のように。
そんな事言われたら思っちゃいますよね。
- 「他人事かよ!」
- 「仕事振るのにどれだけ勤めてるのかも知らないのかよ!!」
て。わたしはたまに言われますが、その度に複雑な気持ちに。
仕事をじゃんじゃんこなして、どんどん給料上げてもらいたい気持ちがいっぱいなんですが。。。。
将来性の無い怖さ
人が入ってこないということは事業が拡大していない。
新規事業に取り組もうとしていないということ。
- 現状維持で満足してしまっている上役なのでは?
- そういった状態では数年後の会社の在り方を描けていない?
上役が引退するまで会社が持ったとしても。
あなた達若い世代が上役に代わって活躍するようになる頃。
会社の中心的な存在として頭角を現さなければならなくなる頃。
会社はどうなってしまうのでしょうか?
変化の早い時代とは言われていますが、先のことを予想し、方向性を示していくのが経営と言うものなのでは?
方向性が示されていて、それを修正しながら進んでいくのであればいいですが、、、、
方向性も無くただ、今までの流れで回ってくる仕事をこなしていてはいつその仕事が尽きるかも分かりません。
そんな不安がよぎりませんか?
私はすごくそんな不安を感じています。
- あまりにもイケイケドンドン。
- 社員が振り回されてしまっている。
これも困りますけどね。
今は景気の影響で仕事もあるけど。
変化の早い時代。
- 「いつこの技術も通用しなくなるんだろう。」
- 「まだ40年近く勤めないといけないのに。」
- 「子供もこれからお金かかるようになってくるのに」
と不安がしょっちゅうよぎります。
ちなみに、私が超絶ブラック企業にいた頃は振り回されまくってました。
とにかくお金の無い会社。
色々と新しいことをやろうとするたびに、無茶振りされて。
残業代も出ないのに10時間残業とかも平気でありました。
さすがに、精神を病みうつ病と診断され退職しましたが。
やっぱり何事もバランスですね。
その舵取りが経営の難しさ。
不安が現実化する前に、今あなたが出来ること
色々と不安になることを書きましたが、同じような不安を抱えてる人は多いんではないでしょうか?
そんな不安ばっかり言っていても仕方が無いし、そんな間に今出来ることを。
ゆるブラック企業のような環境であれば比較的、時間を作ることも可能なのでは?
私も本業以外にアルバイトを何個か掛け持ちしていますが、本業の不安が現実になる前に、転ばぬ先の杖を作らなければなりません。
家族もありますし、まだ子供は小学生。これからお金もかかってきます。
また、若い頃に起こしてしまった交通事故のお陰で莫大な借金の返済も抱えています。
そんな状態で不安が現実になってしまったら、目も当てられない寂しい人生。
何とか世間の荒波を泳いでいかなければならない。
そんな私の取り組んでいるリスクヘッジにもなることを紹介しますね。
リスクヘッジの手段
オススメしたいのは下記の2つです。
- 副業によって会社に依存しないような稼ぎを作る
- 転職先の目星を付けておく
詳しくはこちらの記事を。
上記の二つの手段について、オススメサイトも載せておきました。
まとめ
居心地が良いけど、成長も、昇給もない会社。
今は良いけど、”ゆでガエル”状態になってしまう前に。
ただ、いざ転職をするとなると中々勇気がいるもの。
新しい職場は働きやすいのか?ブラック企業ではないのか?
今の居心地の良さを知っているだけに、転職となると本当に勇気がいると思います。
ただ、冷静にその”ゆるブラック企業”で感じる不安を見つめたら、何か動かないとまずいですよね。
逆に”ゆるブラック企業”であることを上手く使いましょう。
時間に余裕も作れる。比較的自由が効く。
そこを利用して、副業でも、転職の準備でもしてしまいましょう。
会社がどんなに良いことを言っていても、結局最終的に自分の身を守るのは自分。
家族も、妻も子供も会社は守ってくれません。
転ばぬ先の杖をしっかり準備して、いざというときに備えてしまいましょう。