複利をご存知だろうか?
また意識をしているだろうか?
これを意識して少しでも理解することで、投資運用も楽しみになる。
また、借金の怖さもちゃんと意識できるようになる。
金利には単利と複利がある。
単利と複利では結果が全く結果が異なってくる。
元本300万、年利5%で20年運用
- 単利:300万 + 利息300万 = 600万
- 複利:300万 + 利息495万9,893 =795万9,893
差が196万もついてしまう。
く言われるのは雪だるま式に膨らむという状態
かの有名なアインシュタイン博士いわく
「人類最大の発明は複利」
と言わしめたほど、重要なもの。
「72の法則」といったものもあり、資本主義の世の中で資産を増やし、生き抜いていくには絶対に知っておくべきもの。
金利について、単利と複利ではかなりの差が出る。
金利には複利と単利があるが、複利の力というのはすごいものがる。
単利と複利を知るか知らないか。意識するかしないかで全く結果が違うものに
複利の力を改めて確認してもらいたい。
複利と単利の違い
元本にのみ利息が付くもの
100万円を年利5%で単利で運用した場合は
利息:100万 x 5% = 5万
合計:110万
となり5万円が毎年増えていくことに。
元本 + 利息に利息が付くもの。
100万円を年利5%で年利で運用した場合は
利息:100万 x 5% = 5万
初年度は単利と一緒
ただし翌年は
利息:105万 x 5% = 5万2500
合計:110万2500
その次は
利息:110万2500 x 5% = 157万625
合計:115万7625
となり雪だるま式に膨らんでいく。
文章だけではいまいちわかりにくいので、下記にグラフを。
年数が立てば立つほど圧倒的な差がついてくる。
これが複利の凄さ。
複利の力「72の法則」
「72の法則」と言うのを聞いたことのある日とも多いと思います。
この法則、元本を2倍にするためにかかる時間の目安を教えてくれます。
例えば
72 ÷ 3 = 24
24年で倍になる
100万円を年利3%の複利運用でやると24年後には200万円になっているということです。
仮に72%だった場合は
72 ÷ 72 = 1
なので1年で倍になるかといったらなりせん。
あくまで計算を簡単にするための方法であって、あくまで目安です。
ちなみに今の銀行普通預金の金利0.001%で倍にしようとしたら72,000年かかります。
もう気が遠くなるとかそういう話じゃないですよね。
複利を意識することで得られたもの
私の場合の話になります。
交通事故をきっかけに、3,000万の借金を抱え20数万の返済を毎月しているんですが、常に何か稼げるものはないかと探しています。
そんな中で、この複利の話を聞いて、改めて色々自分で計算してみると凄く興味がわきました。
計算サイトを使って、本当に色々計算しました。
もう楽しくて仕方が無かったです。
それと同時に借金の恐ろしさにも気づきました。
金利の恐ろしさも分かってはいたんですが、複利の力とあわせて考えたときに改めて。
借金の場合は元本が減らされていく(カードローン、キャッシングの場合)から複利のように膨らむことは無いんですが。
利息を払うということ、18%近くの利息払いのインパクト。
本当に恐ろしいものだと、更に深く私の中で落ちました。
何がきっかけで人は気づくか分かりませんが、金利で損をすることばかり考えていましたが、得することも出来る(複利の力)と両面を理解したお陰で落ちたのかもしれません。
複利で運用するには。
複利の魅力が分かってもらえたと思いますが、では実際に複利で運用するとしたら、どうすればいいの?
基本的に株や投資信託などは、株価や基準価額が変動するため、複利での運用とは違います。
となると何がいいのか?
- 積立預金
- 外貨建MMF
- 元利自動継続
といった商品があります。
詳細の説明は控えますが、複利の力を色々な形で使えます。
ビジネスの場でも。
この複利の考え方はビジネスの場でも応用できます。
ある営業マンが営業を頑張り顧客を見つけたとします。
単利の考え方は、次のお客さんも自分で足を使って、探し出す。
複利の考え方は、そのお客さんを大事にして、紹介をもらう方法。
複利のほうが圧倒的に結果は出ますし、喜んでもらえることも出来るでしょう。
自分ひとりの力なんていうのはたかが知れていますからね。
まとめ
複利と単利の違い。
複利と言うのは「雪だるま」式に利息が膨らんでいくもの。
年数が経てば立つほどかなりの効果を発揮します。
「72の法則」と言う元金が倍になるまでの金利と年数の関係も知っておきましょう。
この複利について自分で色々計算してみたり、シミュレーションをしてみると、夢が膨らみます。
そして、借金の金利の怖さにも気づくことが出来るでしょう。
何事も良い面、悪い面、両方知ることが大事なのかも。
アインシュタイン博士も絶賛した複利の考え方。
ビジネスにも応用できる考え方です。
是非とも覚えておいて、賢く生きていきましょう。