お金持ちは財布がかなりすっきりしているという話をよく聞く。
そして現金はよりもキャッシュレス派の方が貯蓄率が高いという集計も。
なぜお金持ちはキャッシュレス化しても使いすぎないのか?
むしろキャッシュレス化を進めたほうが、お金は貯まるのか?
実は、
- キャッシュレス化を進めることで、お金が貯まるわけではない。
- 現金を使い実感を持つことでお金が減らないわけではない。
「お金持ちはお金への意識が高い。」
と言うこと。
お金への意識が高いということは、自然とお金に関する情報が入ってくる。
その結果マネーリテラシーも高くなる。
ビジネスをしていく上でも結果としてあるお金に関する情報は必須。
結果キャッシュレス、現金云々よりも意識がいかに高いかと言うことに。
キャッシュレス化されたミニマリストな財布はお金持ち?
ミニマリストとも言えるスッキリした財布をお金持ちは持っているのか?
お金持ちの財布はすっきりしておりキャッシュレス化が進んでいる。
キャッシュレスを進め、財布の中はカードがメイン。
ここで一般の人の、キャッシュレス化へのアンケートでは「キャッシュレスは使いすぎるのが怖い」と言う回答も。
出典:マクロミル
この回答結果は一般の人の声を表している。
一般の人と言うのはお金を持っていない人。
私を含め、世の中の2割の富を8割で分け合っている人達。
出典:野村総合研究所
そこの8割から抜け出ているお金持ちはキャッシュレスを進めている。
なぜお金持ちはキャッシュレス化を進めても使いすぎないのか?
むしろ実はキャッシュレス化を進めたほうが、お金は貯まるのか?
なぜキャッシュレスでお金を使いすぎてしまうのか?
なぜキャッシュレスにするとお金を使いすぎてしまうという懸念が出てくるのか?
その理由は行動経済学でも紹介されています。
こちらの記事【キャッシュレス化の波。使いすぎの恐怖を克服するために。そのコツを】でも書きました。
キャッシュレスに踏み切れない人達の理由として、「使いすぎるという懸念も」。
その理由としては「出費の痛み」が伴わないから。
これは技術の進歩によって緩和された痛みだが、そこに弊害が。
この「痛みぼけ」への予防方法は、根性論のように聞こえるかも知れないが、「意識をすること」。
アリエリー教授の著書の中にも実験の例が出ているが意識することのほうが、にんじんをぶら下げられるよりも成果を出せるという結果も。
結局意識することが大事と言うこと。
体験としてもあなたもあると思います。
クレジットカードでついつい使いすぎてしまったこと。
明細が送られてきて、確認したときに後悔。
意識をするということは、そういう後悔が減らせるということ。
現金派でもキャッシュレス派でも大事なのは意識
キャッシュレスを進めようと、進めまいと大事なのはお金に対する意識を持つということ。
お金を持っている人はお金に対する意識が高い。
それゆえに使いすぎることもない。
むしろキャッシュレスのほうが、小銭を数えたり、お金を出し入れする煩わしさを遠ざけられる。
もっと大事な仕事や投資などに思考を回すことも出来る。
こういったことを考えると、お金持ち(稼いでいる人)がキャッシュレスなのも納得できる。
金運だけ上げてもお金は貯まらない
お金をためたい、金運を上げたいから頼りがちな神頼み。
- 風水などを実践。
- 満月に財布をフリフリ。
- 綺麗な財布を使います。
- 金運の上がる色の財布を使います。
これをして、お金に意識をちゃんと持っていけばいいんですが。。。。
そこに甘えてお金の管理を怠っていては貯まるはずも無い。
いかにお金に意識を向けてお金の動きを把握するか。
それによって家計も明確になり、お金の流れが渋滞もせず事故も起こさずスムーズになる。
フリフリして家計簿付けなかったら意味ないですよ。。。。
キャッシュレス化に備えて意識を上げるために
これからのキャッシュレス化に備えてお金に対する意識を上げるために。
- 我が家では3,000円/月の積み立て。
- 1日バイト一回につき、3,000円の積立
をしています。
月にしたらそれほどの金額にはなりません。
1万数千円程度の貯金になりますが。
意識を高めるために張り出してもいます。
このボードに現在の貯まった金額を書き出します。
これを目立つところに飾ってあるので、いつでも見ます。
- 朝起きたら
- 返ってきたら
- ご飯食べ終わったら
- 風呂入り終わったら
- 寝る前にも
もう自然と意識もしますし、会話にも上がってきますね。
それって、完全に意識が高まっているということ。
夫婦揃って。
これで貯まらないわけが無いし、不足の事態にも減らしたくも無いからもっと意識しますよね。
お金に対する意識の上げ方は「行動経済学より」
我が家の黒板張り出し対策はこちらの本からヒントをもらいました。
こちらの記事【キャッシュレス化の波。使いすぎの恐怖を克服するために。そのコツを】でも紹介しました。
行動経済学の観点から、お金の使い方が上手くなるために。
人はお金に大して不合理な考え・行動をしてしまう。
その仕組みが分かれば、お金が貯まり、欲しい物も手に入る
こういったことを知ることで、消費者にいかに上手くお金を使わせるかという罠が張り巡らされた世の中。
まんまとはめられないように賢く、お金をコントロールしていけるようになる一冊。
搾取を避けるためにも、必読です。
まとめ
お金持ちはキャッシュレス化が進んでいて、財布がかなりすっきりしている。
ただ、世の中の多くの意見はキャッシュレス化に対する不安や懸念が大きく踏み切れない。
そこにはお金の管理に関する自信の差もあるとは思う。
ただ、お金持ちは私達のような一般の人よりも圧倒的にお金に対する意識が高い。
つまり意識が高ければ、キャッシュレス化しようと現金派でいようと使いすぎない。
お金もどんどん貯められる。と言うこと。
一般である私達がいかに意識を上げていくか?
それが分かれ道になってくる。
何歳でも遅いことはないし、それが子供達の世代への背中を見せるいい教育にもなる。
我が家は貯蓄額の貼り出し(家の目立つところ)を行いお金の会話が増え、意識も高まってきました。
参考にしたのは下記のアリエリー教授の行動経済学の本。
キャッシュレス対策の話も載っている。
これからのキャッシュレス化の波で、お金の管理が出来なくならないように。
使いすぎてしまった後ではもう遅い。
一読して予防をしてください。