この記事では最近話題になっている「信用スコア」について紹介します。
「信用スコア」と言う言葉を聴いたことのある人も多いのではないでしょうか。
- どんなもので、どのように活用していくのか?
- 自分達の生活にどれほど影響してくるのか?
- どの程度浸透しているものなのか?
この信用スコアについて知っておくことで、中国やアメリカのように信用スコアがメジャーになってきたときに慌てずに済みます。
また、私のようにキャッシング、カードローンなどの過剰利用の末、ブラックリストに入ってしまった人も、希望の光になるかも。
誰でも簡単に自分の信用を数値化できるので、一度トライしてみては?
「信用スコア」とは個人に紐付く様々な属性を分析し、その人の信用力を数値・得点化したもの。
フィンテック用語のひとつ。出典:ケータイ用語の基礎知識「第895回:信用スコアとは」
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/keyword/1171605.html
信用スコアとはなんなのか?
ここ最近よく目に耳にする「信用スコア」
- クレジットカードの審査時の信用情報とは違うのか?
- 今後はどうなっていくんだろうか?
そんな疑問について、現時点での状況と見解を。
信用情報よりも多角的な信用スコア
信用スコアとは個人の過去の履歴だけではありません。
現在の環境や状況など今までの信用スコアよりも多角的にその人の信用度を判断するもの。
携帯キャリアが銀行など共同で取り組み始めるなど、近年とても注目されているサービス。
例えば、
ドコモレンディングプラットフォーム
J.Score(ジェイスコア)
といった具合。
これらは、いわゆるフィンテックになります。
この情報をベースに金融機関が審査融資をする。
AIスコア・リワードという、信用スコアのランクに応じて、様々な企業の特典を受けることが出来るサービスが提供されたりしている。
今までの終身雇用や、新卒一括採用といった日本的な文化が崩壊し始めた現在。
日本的な文化に沿って構築されてきた信用情報のシステム。
これがあまり今の日本人にそぐわなくなってきたのかも。
時代の転換期、個人の様々な情報を元に信用情報が作られるようになって来ましたね。
信用スコアは海外(アメリカ、中国)ではすでにメジャー
新卒一括採用や、終身雇用のない海外では以前からその活用が進んでいる。
- 中国:芝麻信用
- アメリカ:クレジットスコア(FICOスコア)
といったものが有名です。
アメリカは大分進んでいますが、ここ最近中国での活用シーンの豊富さは際立っている。
例えば、高スコアの人は車のレンタル、不動産賃貸、高額医療など通常は必要な前金が不要になったり。
中国の話しなどと一緒に語られる「監視社会の到来」という話も。
言い過ぎな気もしますが。。。
日本でも上記の「ドコモレンディングプラットフォーム」「J.Score」といったサービスが始まっているが、そこには個人を特定する情報が不要なものもある。
メリットとデメリットも
信用スコアが社会に浸透することで、賛否両論色々な意見があります。
上記でも「監視社会の到来」などという話も出ましたが。
- 真面目に誠実に生きることで、評価がされやすくなる。
- 信用スコアは自分のこれからの努力によって上げることができる。
- スコアが高ければ受けられるサービスなどが増えていく。
- 周りの目を気にしなければいけなくなる。
- パーソナルデータ(生活によって生じるデータ)に注意を払う生活になる。
- 根拠や理由がわからない(基本AIが判断)
こういったメリット・デメリットを考え信用スコアを利用したくないという人もいるでしょう。
そういった人は信用スコアの作成を拒否すればそれで済む。
ゆくゆくはSNSなどでの行動も評価の対象になるのかもしれません。
そこまでされるのは煩わしくて仕方無いという人は拒否。
ただし、今後信用スコアが広がることによって利用できる便利なサービスも多くなってくるでしょう。
そういった部分と、自分の納得できない部分とを比較し検討して判断しましょう。
私のスコア
余談ですが、私もJ.Scoreで診断してみたところ、
511
でした。。。。
もうちょっと高いのではと期待しましたが。。。。
スコアアップもできるようなので、ちょっと挑戦してみたいと思います。
【追記】2019.11.04
ほぼ質問に回答したところ大幅に上がりました。
653
まとめ
「信用スコア」というのが話題になっているが、大手携帯キャリアと銀行、通信アプリなどが共同で取り組み始めています。
海外では様々なサービスに利用されているものもあります。
昨今の新卒一括採用や終身雇用の崩壊が叫ばれる我が国で、今までの信用情報の基準がゆらいできているという背景も。
私のようにブラックリストに載ってしまっていて、現在の信用情報がガタガタの人はチャンスかも。
メリット・デメリットは様々ありますが、新しいものにただアレルギーを示すのでは無く、冷静に客観的に判断していきましょう。
新しい価値観を受け入れることで得られることもあります。
多様な価値観の時代。
まずは自分を大切にして生きられるように、直感を信じ、後悔のないようにしたいですね。