最近貯金のできない若い人30・40代が増えているということ。
「貯金0」の人が23%もいるという事実。
2018年に比べて6%も上がっているという状況。
貯金の平均額も52万円も減っている。
「戦後最長の景気拡大」と胸を張っている政治家がいる一方、貯金額は減少。
SMBCの調査によって上記の結果が発表され、話題になっています。
この結果を受けてほっとした人もいるのではないでしょうか?
「自分もそうだけど、1/4の人は同じ状況だったんだ。」
とか思って安心していたらそれってまずいですよ。
本当に貯蓄が無いのだろうか?
SMBCコンシューマーファイナンスの統計によるもの。
貯蓄ゼロの統計結果が6ポイント上昇の23%に。
平均額が52万円も減少しているというアンケート結果
貯蓄の平均額が減ったということは。
貯蓄の平均額が52万円も減ったということは、皆が貯蓄を切り崩してるのか?
政治家の人は景気がよくなった。
「戦後最長の経済成長」とか言ってるけど、実際は違うのかも。
とか思うのかもしれませんが、色々な資料を見てみると、格差が広がったようにも思います。
平均の貯蓄額はどのくらい?
金融広報中央委員会が発表した2人以上世帯の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、
- 30代:735万円
- 40代:1014万円
1/4の人が貯蓄0なのに平均値とこれだけの差があるのにビックリしませんか?
この平均値というのがちょっと厄介。
平均値というのに対して、中央値というのがあるんです。
- 30代:420万円
- 40代:650万円
こちらの数字のほうが感覚的に実生活に近くありませんか?
【平均値】と【中央値】の違いの詳細は、また別記事にて説明しますが、ザックリ言うと。
「極端に高い人によって引っ張られないように、ならす方法」です。
なので、平均値と中央値の差が大きいほど、飛び抜けた人がいるということになります。
今回の貯蓄額のこの差が大きくなると格差が広がると言われています。
中央値との差が400万円
貯蓄が0の人と平均の人の差が400万というと、ざっと平均年収くらいの差があるということになりますね。
なぜこんな差が出てきてしまっているのか。
金融知識の差
よく言われる金融知識格差というやつですね。
金融知識、ファイナンシャルリテラシー、マネーリテラシー、、、、色々いい方はありますが。
このお金に関する知識を持っている人ほど財を築きやすく、ない人ほど築けずに苦労し続ける。
お金の主人になろう
この資本主義の世の中、お金をコントロールすることがとても大事。
日本人にはお金は汚いものというイメージを未だに持つ人も多いです。
そんな考えはこんな時代にはもってのほか。
資本主義という、お金によって回っている世の中。
その根幹のお金を汚いって、どういうつもりで言っているんでしょうか。
まぁ、私も昔はそんなんでした。
借金を抱えたお陰でお金の大切さを教えてもらいました。
高い授業料でしたが、、、、、
お金について学ぼう
今は本当に色々な学び方があります。
無料で学ぶことができる(全部ではありませんが)ものもあります。
まずは、初めて見ましょう。
こちらの講座は無料で参加も出来ます。
とりあえず無料でやってみて、本当に興味が無ければお金に苦労する覚悟でやめればいい。
もしくは、本などで自分で学ぶのもいいでしょう(遠回りにはなりますが)。
年齢は関係ありません。
とにかく学ぶことで、この資本主義の世の中を要領よく渡っていけるようになります。
そして、子供をお持ちの人は、まず親がお金の教養を持たなければ、子供ももちろん持ちません。
貧乏は遺伝します。
子供への責任を果たすためにも、子供の苦労を少しでも減らせるようにするためにも。
お金についてしっかり学んでください。