経済

借金返済の中、お金について学ぶ中で見えたお金が集まる仕組みの一端

お金が集まる仕組みわかりますか?知らないと確実に損します。

ちょっと極端な例だとは思いますが、お金があるところにお金が集まる仕組みの一つを紹介しようと思います。

お金があるところにはお金が集まる仕組みの一つ

その1つに、欧米の寄付のシステムがあります。
なんで寄付でお金が集まるの?と思いますよね。
それがポイントなんです。

大富豪の人たちの慈善団体への寄付の金額

ちょっと古いデータですが、アメリカのリサーチ会社が発表した2015年度のもの

富豪寄付金ランキング

1位:ウォーレンバフェット氏「28億4000万ドル」
2位:ビル&メリンダ・ゲイツ夫妻「14億ドル」
3位:ジョージソロス氏「6億5400万ドル」

これ全部ドルですからね。
もう想像も出来ないくらい途方も無い金額。。。。



なぜ寄付をこんなにするのか?

何でアメリカの大富豪の人たちはこんなに寄付するんでしょう。
そこにはお金持ちが更にお金持ちになる仕組みがありました。

鍵になるのは「慈善団体」

慈善団体とは

慈善事業を行うための団体。非営利団体が多いですね。
この非営利というのもポイントで会社としては利益を出さないということ。
そういうところからも多くの人は
「お金持ちが自分の金を貧しい人に寄付、慈善活動をするための団体」
と思っているでしょう。

ただ、それだけではないですよね。

寄付や慈善活動をするだけの団体ではない

慈善団体とは事実上、いわゆるファミリーオフィスと同じです。
非営利というだけで、資産の運用、ビジネスも行っています。
勿論、慈善活動も。

大富豪は自分の慈善団体を持っている。

莫大なお金持ちになると、皆、善の心に目覚めて貧しい人に富を分配しようという考えになるのでしょうか?
そういう一面もあるとは思いますが、それだけではないのが実情のようです。

慈善団体の仕組み

慈善団体は多くの場合、寄付した金額が大きい人が重要な役職につくようになっています。
つまり、自分の子供や妻、身内を団体の重要な役職に配置できます。
これどういうことかというと、

寄付した金額は自分のコントロール下に置くことが出来るということ。

このほとんどが、非課税となります。
(勿論最初に行った寄付についても非課税です。)

また、慈善団体のお金の流れというのは上場企業みたいに監視もされません。
つまり自由に使えるということですね。
そして、慈善活動も行っているので、社会からは好意的に見られます。

莫大の金額の相続を非課税で

このしくみを利用すると、寄付という非課税の方法を使い資産を相続させることが出来るわけです。

余談ですが、、、

昔世界の富裕層が

「子供には資産を残さない。」

なんて言っていて感銘を受けていたこともありましたが、こういう手段もあったわけです。

私達が持っている寄付のイメージとはちょっと違う

一般的な寄付のイメージ

お金は全く手離れして、貧しい人や困っている人のところにいく。

実際の寄付

手からは離れるが、コントロール下にあり、全く無関係のところにはいかない。
(一部は慈善活動として、貧しい人や困っている人のところへ)

  • お金を比較的自由に使える。
  • 対外的には社会にいいことしてる。
  • 税金なども比較的ゆるい
  • 誰を役員にしようと自由

税金がゆるいわけ

アメリカは大統領選挙などでも選挙資金の8割をこういった富裕層が出しているとも言われてます。
そうなってくると富裕層への課税も中々出来ないというのが現実でしょうね。
やっぱりお金は力ですね。

欧米の寄付文化にも納得

こういう背景が有ることからも、欧米では寄付文化が根づいているのかもしれませんね。
よくキリスト教だからとか言いますけど、それだけじゃないんですね。

日本人は寄付をしない

日本での慈善団体は欧米ほど優遇されていません。
そういうところからも寄付文化がそこまで発展しないのかも知れませんね。

まとめ

改めて経済力というのは力なんだと感じます。
良い、悪い、善悪はともかく、この世の中、そりゃぁ経済力のある方が強いですよね。
だって、資本主義ですから。
私自身はこういった世の中を否定するつもりもありません。
「皆平等に!と声を上げて世の中を変えていかないといけない」
なんて激アツな人もいますが。。。。
私は金持ちになりたい人です。
この資本主義の世の中の仕組みを少しでも理解して這い上がっていきたいです。

お金なくて一家心中も散々考えた挙句、何とか普通に暮らせるようにもなりました。
なので、レベルはともかくお金持ちに。
「FIRE」出来るくらいにはなって自由を満喫するために、人生張り切って行きます。
(「FIRE」についてはこちらの記事に書きました。借金返済後の目的地「FIREムーブメント」で自由な人生を勝ち取る

ABOUT ME
丸山 さとし
26歳から借金3000万を抱え、人生奮闘中。投げ出したり、逃げ出したくなりながらも、妻と子供とやってきました。現在39歳。明るく元気に楽しくやっております。 地元長野県松本の家族のブログも運営しております。 https://matsumoto-maru.com

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